JAPANTEX2017

JAPANTEX2017でみた遮光1級の基準見直しの動き

昨日の続きです。

JAPANTEX2017の日本インテリアファブリックス協会のブースで展示してあった

ものとして、「遮光1級の区分表記【案】の検討について」というのがありました。

これも写真撮影の許可を取っています。

 

 

今まで、私は何度もこのブログで、日本インテリアファブリックス協会の基準で

遮光1級は明るいという問題に言及してきました。

2017年8月15日ブログ「遮光1級は明るい」

2016年5月1日ブログ「カーテンの遮光基準」

こちらをお読みください。

 

住江織物は独自に遮光1級を5段階に分けて、他社に真似をされないように

特許をとりました。

東リ、サンゲツも独自の基準で遮光1級を分けています。

川島織物セルコンは、遮光1級を独自の判断で2級にしています。

 

この4社は日本インテリアファブリックス協会の会長、副会長を歴任している

主要メンバーで、自分達で作った基準が甘いからといって、それを守らないで

違う基準を作っているのです。

 

それはおかしいだろうと何度もブログに書いていたことを、

日本インテリアファブリックス協会でご検討をいただいていたことは

たいへんうれしく思います。

今回、【案】として、JAPANTEX2017で公表しているのは、誰もが知っている

住江織物が特許を取っている基準です。

 

【案】となっていますが、たぶんほぼ決定していて、発表するタイミングを

見計らっているんだと思います。

来年5月の会長の交代時期のちょっと前あたりだと思います。

 

今までならば、一社の基準をそのまま採用して、他社にも同じ基準を

設けさせるなんてことは考えられなかったですが、今年のJAPANTEXでは

いろんなことが見えてきました。

 

 

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JAPANTEX2017でみたミラーレースの実験

インテリ業界最大のイベントであるJAPANTEX2017が11月15日~17日まで

東京ビッグサイトで行われました。

今年は、大手メーカーのサンゲツ、川島織物セルコンが不参加で従来からアスワン、

リリカラの不参加の中、どうなるのかぁと心配をしていたのですが、

主催者の日本インテリアファブリックス協会のホームページを見ると

「JAPANTEX2017は盛況のうちに閉幕いたしました。建築+インテリアWEEK全体で

前年比増の41,576名(プレス別)より登録来場いただきました。」と書かれていました。

業界紙のインテリアビジネスニュースも「建築+インテリアWEEK」来場者数は

大幅増の4万1576名」と書いていました。

 

JAPANTEX2017の入場者数が大きく落ち込むのかなと心配をしていましたが

大幅増で関係者も喜んでおられるのでよかったです。

 

でも、今年からJAPANTEX2017だけの単独入場者数は発表していないようですが、

私が35年間ずっと参加してきた中で、最も入場者数が少ないように感じました。

昨年も少なかったですが、今年はさらに17~8%ぐらい少ないように感じました。

JAPANTEX2017の会場はガラガラでした。

しかし、内容はひじょうによかったです。

セミナーやイベントも充実していましたし、見る価値は十分ありました。

エンドユーザーの方にもブログでいろいろとお伝えしたいのですが、

会場内は撮影禁止になっていて、許可を得ていないのはアップすると

まずいかもしれないのです。

会場入り口には、「禁煙」と同格に「撮影禁止」の看板がありました。

この写真は無許可でアップしていますので、「撮影禁止と書いているのに

どうして写真を撮ったのか」とメールが来そうです。

 

今や写真を撮ってSNSで情報発信することによって、より多くの人に無料で

PRできる時代なのですが、インテリア業界は35年前と発想はかわっていません。

個別に未発表商品なので写真撮影禁止というのはわかりますが、会場全体で

写真撮影禁止にしているのは珍しいかもしれません。

逆に会場内のあるブースでは、インスタ映えするコーナーを設けて写真を

撮ってSNSにアップしてと言っていたところもあります。

「デコオン」ブースでエンジェルウイングスとマリメッコのアンブレラを

用意していました。

背景にはちゃんと宣伝用に「DECOON」と書いているのです。

これぞまさしく今の時代にあったものです。

私も主催者側の意図を汲んで、写真を撮ってSNSにアップして、

デコオンで撮りましたと書いています。

うれしがりでしょ。

 

こういう写真が会場に行く前に、Facebookやインスタグラムでみたら、

デコオンに行ってみたいと思うのです。

 

すばらしい発想の良い企画です。

インスタグラムで #エンジェルウイングや#エンジェルウイングスで

検索したら、この画像がいっぱい載っていました

と書きたかったのですが、あまりありませんでした。

たぶんエンジェルウイング(ス)という言葉がでてこなかったのでしょう。

 

 

写真撮影禁止なのでアップできないのですが、許可を得て撮影したもので

エンドユーザーに伝えおきたい良い展示がありました。

主催者の日本インテリアファブリックス協会が大きなブースを構えて

ミラーレースの実験をしていました。

日本インテリアファブリックス協会の環境技術委員会(東リが委員長)という

ところがやっていて、右半分が普通のレース、左半分がミラーですで、

ライトを切り替えて外側が明るい(昼)室内側が明るい(夜)の

状態でミラーレース、普通のレースがどのように見えるかの実験です。

室内が明るい時(夜)は

左側がミラーレース、右側は普通のレースです。

これを見ていただければ、ミラーレースも普通のレースも夜は外から

室内が丸見えということです。

よく、ミラーレースは外から室内が見えにくいレースと言われていますが、

夜は丸見えですので注意してください。

 

次は逆で外側が明るい状態(昼)

左側がミラーレース、右側がふつうのレース

左側のミラーレースはほとんど室内が見えないのですが、右側の普通の

レースでも昼間は外からはほとんど見えないのです。

 

このことをぜひ、エンドユーザーの方に知っていただきたくて、撮影許可を

とりました。

ミラーレースは外から見ると反射するような光沢糸を使っていますので

テカテカしています。

 

主催者である日本インテリアファブリックス協会が大きなブースで、

専門店では今はほとんど売れなくなったミラーレースを取り上げて

こんな実験をしているのか、その意図がわかりません。

普通の糸のレースを売りたいということなのでしょうか?

今年のJAPANTEX2017のテーマが

日本のおもてなし、ひとを想うデザイン美学」なんです。

主催者の展示なので、その意図を汲んでいるのかを考えていたのですが

ピンとくるものがありません。

ミラーレースというのは、日本独特のものであり、おもてなしで

裏側に特徴がある商品で、そのテカテカ感が美しいということなんでしょうか?

 

続く

 

 

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JAPANTEX2017オフ会のご案内

先日、Twitterで話題になっていた話で、花王が、シャンプー容器の側面に

ギザギザをつけて、目を閉じたままでもリンスやコンディショナーと区別できる

ようにして、1991年に実用新案を申請したののですが、これだと花王の商品

だけになり、エンドユーザーに浸透しないので実用新案を取り下げました。

そして業界全体で採用されるよう、日本化粧品工業連合会を通じて業界各社に働き

かけました。

 

その結果、国内のほとんどのメーカーのシャンプーの容器の側面には

ギザギザ「きざみ」がつくようになりました。

コンディシュナーの容器には「きざみ」はついていません。

よく似た容器でも目を閉じててもシャンプーとコンディショナーが区別できるように

業界全体でなったのです。

 

花王のホームページはこちら

 

「企業の利益より消費者の利便性を優先」

 

この企業姿勢はすばらしい。

思わず花王の商品を買おう」と思います。

 

それに比べてインテリア業界・・・・・

 

言いたいことはいっぱいありますがひとまず置いといて。。。

 

消費者の利便性を考えて業界がまとまって何かをするということがないので、

インテリア業界自体が世間から認知されていません。

よく何かを申し込むときに、職種を選択するようになっているのがあります。

その欄にはほとんど「インテリア」というのがないのです。

「建設業」「家具業界」でもないし、何を選んでいいか迷うのです。

私の場合は「小売業」というのがあればそれにしているのですが、

いつもそのときインテリア業界ってなんなん?と思うのです。

 

そんな中、インテリア業界の最大のイベント「JAPNTEX2017」が

11月15日、16日、17日の東京のビックサイトで行われました。

この内容に関しては、主催者側からも出展企業からもまったく広報がないので

こちらのホームページをご覧ください。

 

以前にも告知させてもらいましたが【業界関係者向け】でインテリア関係者の

オフ会が11月16日の夜に開催されます。

こちらの申し込み受付が始まりましたのでご案内です。

Facebookの案内ページはこちらです。

 

代表者の挨拶

JAPANTEX2017 off meeting のご案内です!

参加お申込みは、PEATIXでの受付となります。こちらのページの参加ボタンだけではお申込み登録にはなりませんのでご注意ください。
参加ボタンを押して頂けますと、こちらのページでで申込み開始時期なども確認できます。

・日時 2017年11月16日(木) (JAPANTEX2日目)
17:30 受付開始
18:00 開宴
21:00 解散

・会場 東京ベイ有明ワシントンホテル
(ビックサイトより徒歩10分です)
東京都江東区有明3丁目7−11
http://washington-hotels.jp/ariake/

・参加方法 PEATIXによる事前予約制となります。10月より受付開始し、定員(150名)に達し次第、締め切りとさせていただきます。
※インテリア業界に関連するお仕事をされている方のみの募集となります。(例 IC、建築、施工、設計、不動産、デザイン、専門店など)

<申込先>
http://ptix.co/2flQWnq

・定員 150名
・会費 6,500円

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


今年も11月15日〜17日まで東京ビックサイトにて国内最大級のインテリア展示会JAPANTEX2017が開催されます。

全国から住宅・建築・インテリア業界の関係者が集まるこのタイミングに合わせてリアルなコミュニケーションの場を設けるべく、「JAPANTEX off meeting」を開催し、今年で8回目となりました。

インテリアという同じ業界に携わりながら、普段あまり接点のない方々に広くお集まりいただき、毎年150名程の方が参加されています。

人と人を繋ぐことをテーマとして、ご参加いただいた方々が同じ業界で働く仲間として繋がりを作る、きっかけの場になれば良いと思っています。

そこから先はビジネスとして結びついても良いし、飲み友達でも良いし、それぞれの自由だと思っていますが、あくまでもオフ会ですので、参加してくれた皆様が仕事モードを一旦オフにして気張らずに交流を楽しめる空間を作りたいと思っています。

同業者のブログ仲間同士の交流から始まったイベントですので任意の団体ではありません。堅苦しい肩書やご商売のしがらみとは離れて、お気軽にご参加ください。

代表幹事 佐々木 剛

 
 
 
申し込みはPEATIXからしかできません。
先に入金しないと受付扱いにななりません。
 
 
私は第1回の呼び掛け人で、今年も参加します。
 
ブログを読んでいただいている業界関係者とリアルにお会いできるのを
 
楽しみにしています。

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   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

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