防炎

暖炉のあるリビングに調光ロールスクリーンFUGA防炎を取付

暖炉のある家ってなんかあこがれるところがあるんです。

そんな暖炉のあるリビングに開閉式調光型ロールスクリーンFUGAの防炎を

取り付けました。

インテリア商品の防炎品は、消防法の規定で公共施設や31m以上にマンション

(一般的には11階建て以上のマンション)には防炎品を取り付けなければ

ならないのですが、戸建ての住宅にはその必要はありません。

今回は暖炉の周りということで防炎品をとりつけています。

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後防炎加工をしており、定価の15%ほど価格がアップします。

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外からみると

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当店では、開閉式調光型ロールスクリーンと言っていますが、一般的には

『調光ロールスクリーン』と呼ばれています。

調光ロールスクリーンはトーソーのビジックたタチカワのデュオレのように

生地が上下して調光するのもあります。

それを当店では昇降式調光型ロールスクリーンと呼んでいます。

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前と後ろのレースによって光が屈折して柔らかい光が入ってきます。

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開いた状態であげることもできます。

 

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調光ロールスクリーンの防炎について

リオオリンピック、日本人選手が大活躍です。

サンバのリズムに合わせてメダルラッシュ。

日本のスポーツ選手の団体戦がすばらしいです。

1+1+1+1=4以上になるのがすごいです。

芸能界の団体は難しいですね。

あっ、ファンの方がおられましたら、すまん(`^´ )=3=3

日の丸(国旗)を背負ってウイニングランをする姿にあこがれます。

日本人として誇らしいです。

一度はあのようなスチュエーションを経験してみたかったです。

国歌や国旗に敬意を表さない日本人もおられるますが、日本人としての

高揚感や誇りは日の丸や国歌だと思います。

休み中にアルバムを整理していたら、37年前にバックパッキングでヨーロッパを

旅行していたときの写真がありました。

ユーラシア大陸最西端のロカ岬での写真ですが、服には自分で日の丸を縫い付けていました。

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さて、本題です。

 

開閉式調光型ロールスクリーン「FUGA(フーガ)」の防炎を取り付けました。

住宅においては、11階建以上(高さ31m)のマンションでは、窓周り品においても

防炎商品を使わなければならないという消防法の規定があります。

11階建以上のマンションでは、たとえ1階でもその対象になります。

戸建住宅や10階までのマンションではその限りではないです。

アルミブラインドや木製ブラインドは、その対象ではないのですが、カーテンや

布製のロールスクリーンやこの調光スクリーンは対象商品となっています。

 

こちらのお客様は、高層マンションにお住まいの方で、「消防法では

このようになっています」とご説明をすると、「じゃ、防炎品」でということに

なりました。

これらの商品は、燃えない糸を使っているわけではなく、後加工になりまして、

出来上がった生地を防炎液につけるか、液を噴射する方法でやります。

そのため、効果は洗うまでになります。

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こちらの現場での商品のサイズはW1325×H1245㎜になりまして、

標準品なら定価で55000円、防炎品ならば63000円で、防炎品は15%アップします。

ニチベイの調光スクリーン「ハナリ」は防炎品はなくて、標準品でこのサイズならば

定価70900円です。

トーソーの同等品「ラクーシュ」はすべて防炎品になっていまして、

このサイズで定価63600円です。

ハンターダグラスのシルエットは、このサイズで定価76400円で、防炎品は

さらに30%アップします。

カーテンの場合も後防炎加工をすると、シールを貼ることになり、

一度洗濯をすると、防炎の機能はなくなります。

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11階建以上の高層マンションで、窓周り品において防炎品を使わなければならないという

消防法の規定はありますが、それを意識されているエンドユーザーの方は少ないです。(特に関西において)

私どもとしては、販売する立場で説明はしていますが、あとはお客様の判断に

任せています。

 

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木製ブラインドの防炎性について

最近よく納品に行く大阪市西区の新築マンションの玄関を入ったところの

フロントの周りにタテ型の木製ブラインドが取り付けてあります。

タテ型木製ブラインド

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これはナニックの木製ブラインドなんですが、すごくきれいなんです。

ほれぼれする美しさです。

タテ型の木製ブラインドを出しているメーカーは他に、東京ブラインドと

立川ブラインド工業ぐらいでしょうか?

ナニックのタテ型(バーチカル)の木製ブラインドの特長はルーバー

(スラット)がヒンジ式(蝶番タイプ)でつないであります。

他社は1枚スラットです。

ヒンジ式

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このヒンジ分割はナニックシリーズで70〜80㎝ごとに1か所はいります。

今まで、何度かナニックのタテ型の木製ブラインドを取り付けましたが、

どうもこのヒンジが好きではなかったのですが、他メーカーで1枚もので

つけた時は反ってしまいました。

木製バーチカルブラインド施工例1施工例2施工例3

それまでは1枚板の方がいいと思っていたのですが、

反ることを考えれば、1枚ものよりヒンジ式の方がいいのかなと思うように

なりました。

 

そり、みたことか!!

 

色は73色あり、別注色も対応しています。

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これはヨコの木の色と合わせた別注色だと思います。

 

さて、木製ブラインドの防炎について、ちょっと説明しておきます。

今回はタテ型(バーチカルブラインド)の木製ブラインドの施工例を

載せていますが、ヨコ型の木製ブラインドも同じです。

 

木製ブラインドは消防法で規定する「防炎物品」ではないので、こうした

高層マンション(消防法の規定では高さ31m以上の建物【11階以上ぐらい】

にはたとえ1階でも防炎物品を取り付けなければならないとなっています。)

防炎品でなくても大丈夫なのです。

詳しくは、東京消防庁の防炎規制に関するホームページをご覧ください。

木製ブラインドは「防炎製品」となっています。

 

消防法による防炎規制の対象となる品目を「防炎対象物品」と呼びます。

防炎対象物品には、次のものがあります。

 ① カーテン

 ② 布製のブラインド

 ③ 暗幕

 ④ じゅうたん、毛せん、ござ、人工芝、タフテッドカーペット、ニッテッドカーペット、接着カーペット

 ⑤ 展示用の合板

 ⑥ どん帳、舞台において使用する幕、舞台において使用する大道具用の合板

 ⑦ 工事用シート

 

それに対して、防炎製品は公益財団法人日本防炎協会が自主的な制度として、

消防法で規制している防炎対象物品以外の布製品などを対象に、

一定基準以上の防炎性能を有することを認定したものです。

対象は、寝具類、防災頭巾、エプロン、パジャマをはじめとする衣服、

布張家具、ローパーティションパネル、木製ブラインド、

自動車カバーなど、多岐にわたります。

 

国内主要ブラインドメーカーのタチカワ、ニチベイ、トーソーは

防炎製品である木製風ブラインドを商品として販売をしています。

しかし、これは本物の木ではなく、樹脂製で、木製よりも30%重いのです。

それは、日本防炎協会が消防法の規定ではないですが、消防法の

対象となる建物には、できるだけ「防炎製品」を使うことを勧めて

いるからです。

 

そのため、対象となる物件で防炎商品でない木製ブラインドを使う時は

事前に所轄の消防署にお伺いをたてに行かなければなりません。

 

事前にお伺いを立てておかないと検査の時に、チェックが入る可能性が

あるのです。

消防署に行って

「ご存じだと思いますが・・・、ご存じだと思いますが・・・

木製ブラインドは消防法の防炎対象物品ではないので・・・

消防庁が出している「防炎の知識と実際」という資料の42ページと

43ページに木製ブラインドは防炎製品で、消防法の規定の対象外で

あると書いてますよね。」

というと、

「まぁ〜、オーナーさんがいいというならば、法律的には問題は

ないです」となるようです。

 

布製でないブラインドは、消防法の対象外ですが、シェードや

カーテンは防炎物品でないとダメなんです。

11階以上のマンションにご入居の場合は、カーテンは防炎品を使用

しなければならないというのは消防法で決められています。

防炎でないカーテンの場合は、後処理で防炎にすることができますが、

防炎ラベルは、縫い付けタイプではなく、シールで、洗濯すると防炎性能は

なくなります。

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防炎シールを貼ったカーテン

マンションのオプション販売会で、後防炎を依頼すると価格が20%

ぐらいアップします。

 

 

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各メーカーの洗濯絵表示ラベルは防炎なのか

2015年12月13日のブログで「防炎ラベルのトレーサビリティラベル

(補助ラベル)はよく燃える」と書きました。

この動画をフェイスブックにアップしたところ、燃える話だけに

「炎上」しまして3日間で1992回のアクセスがありました。

 

これは、昨年4月から、防炎商品には防炎ラベルとは別に追跡調査が

できる(トレーサビリティ)補助ラベルを一緒に縫い付けなければ

ならないようになりました。

しかし、防炎ラベルは防炎の生地でできていますが、この補助ラベルは

防炎品ではなく、よく燃えるのです。

日本防炎協会が管理しているラベルで、防炎カーテンによく燃えるラベルを

つけると、それが着火剤になりませんかという話を書きました。

これは、ファブリックメーカーの人は皆知っているはずなのですが、

相手が防炎協会だけに火種を残さないようにしているのです。

あまり言うと、自社に引火する恐れもあるのです。

 

というのも、各メーカーがつけている洗濯絵表示ラベルもメーカーによって

考え方が異なりまして防炎の生地でラベルを作っていないところも

あるからなんです。

洗濯絵表示ラベルは防炎の生地でないとダメというわけではないのですが、

各社の企業姿勢の問題だと思っています。

実験をしました。

 

順不同です。

アスワン 燃える

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東リ 燃える

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川島織物セルコン 燃えない

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リリカラ 燃えない

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スミノエ 燃えない

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サンゲツ 燃える

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シンコール 燃えない

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フジエテキスタイル 燃える

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キロニー 燃える

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クリエーションバウマン 燃えない

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フェデポリマーブル 燃える

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木製ブラインドのラダーテープ

 高層マンションにタチカワの防炎の木製風ブラインドを取り付けました。

タチカワの木製風ブラインドの防炎は本物の木を使っていなくて樹脂でできています。タチカワも木製ブラインドとは一切言っていません。「フォレティア防炎」としか言っていません。

木製ブラインドの中に載っていますので、勝手に木製ブラインドの防炎だと思わないでください。

タチカワの防炎製品の事業者番号はM-3845で、トーソーはM-3844になっています。
トーソーの方が先に木製ブラインドの防炎品を世に出しています。

トーソーの木製ブラインドの防炎は本当の木を使っています。防炎液を含浸加工で木に浸みこませるのですが、なかなかうまくいかないようで発粉現象を起こしています。

木製ブラインドと防炎の件は、何度もブログに書いていますので今回は割愛します。
こちらをお読みください。

今回の現場は防炎品が必要でこの商品になったのではなく、色の雰囲気から決まりました。

今回は木製ブラインドとラダーテープとの関係について書きます。

 ラダーテープとは、昇降コードを通すスラットの穴を隠すための幅3㎝ぐらいの布製のテープです。

 

 右の写真でいうと、こげ茶色のテープです。

 

 

 

 

こちらの現場では、2分割していまして、左が幅1890㎜で、右が幅940㎜です。

商品はタチカワのFT-FP6511でラダーテープはR054です。
 

よくご覧ください。

左の幅1890㎜の商品には7本ラダーテープがあり、右の幅940㎜には4本あります。

このラダーテープの本数によって大きくイメージもかわります。

特にこのフォレティア防炎は、なぜかラダーテープの本数が一般的な木製ブラインドより本数が多いのです。


幅1470ミリあればテープが7本です。

20センチ強間隔ぐらいでテープがくるような商品です。

これじゃ、惚れてや(フォレティア)といわれてもなかなか好きになれない。

タチカワの一般的な木製ブラインドのラダーテープの本数は以下のようになっています。

50巾スラットのもので1610ミリ以上でラダーテープが5本です。

ニチベイの場合は以下のようになっています。


ニチベイはバスウッドの一般的なもので50ミリ巾で1510ミリ以上でラダーテープが5本になります。

メーカーによって違います。

木製ブラインドが発売された頃は、このラダーテープ付きが一般的でほとんどついていました。
しかし、最近はこのテープのイメージが大きく影響を与えることがわかってきて、ラダーテープなしの方が主流となってきました。

こういう事は、取り付けてみて初めてわかることなので、購入する際はよく検討してください。

 

 

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トーソー展示会 ベネウッド防炎

トーソーの大阪の展示会に行ってきました。

そこには、木製ブラインドの防炎品である「ベネウッド防炎が展示してありました。

この商品は以前ブログで発粉現象を起こしていると指摘して、何度か出荷停止期間を設けて改良されたはずなのですが、展示品は堂々と粉がふいていました。

以前のブログの指摘はこちらをお読みください。

 https://blog.curtainkyaku.com/31293.html

https://blog.curtainkyaku.com/32655.html

トーソーの展示品

白くなっていました。

防炎の木製ブラインドのスラットの発粉はもういいので、

トーソー社員が発奮してほしいものです。

 

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ホテルのカーテン

2月3日は私どもの21回目の結婚記念日です。

我が家は「家族仲良く楽しく、ゆっくり歩けば遠くに行ける」をモットーにしておりますので、妻と近くのフランスレストラン「カランドリエ」で食事をして、会社に一番近いシティホテルである、「ホテル日航大阪」に宿泊しました。

カランドリエの食事はフェイスブックの私のアルバムに載せています。こちらをご覧ください。

ホテル日航大阪は、一休ドットコムで予約をしましたのでリーズナブルプランです。

ブログで「ホテルのカーテン」と書くとすごく検索に引っかかりますので、昨年の結婚20周年記念で宿泊したセントレジスホテル同様に書かせていただきます。

セントレジスホテルのカーテンのブログはこちら

ホテル日航大阪は古くからあるホテルで、セントレジスとはまったく違って、部屋のインテリアはシンプルです。

ドレープは完全遮光の無地の裏コーティングしている生地で、ガラス側に吊ってあり、レースは部屋側に吊ってありました。
レースはボイルで、腰窓ですが床まであります。

ホテルで求められるのは快適な睡眠で、光が漏れないようにレールも重なるようになっています。

 

手前はレース用で1本のレール奥2本が中央部で30~40㎝ほど重なっています。
光が中央部のところから漏れないようにしてあります。

しかし、完全遮光のドレープが数カ所穴があいており、そこから蛍の光みたいに朝方光が漏れていました。

ホテルのカーテンはもちろん防炎です。

仕事柄、すぐ防炎ラベルをみてどこの業者が取り付けたのかを見るの習慣になっています。

ここに書いてある、消防庁登録者番号で、どこの業者が取付けたか、もしくは縫製をしたのかがわかるようになっています。

30というのは和歌山の業者です。大阪は27で、東京は13です。
こちらはE-30-30041となっていましたので、和歌山のあそこが縫製したのだということがわかります。

ちなみに当店の消防庁登録者番号はE-27-26692です。
この番号の防炎ラベルがついていれば当店の施工です。

 

 

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