私の生まれ故郷は京都・山城町(現木津川市)でお茶と筍が名産です。
本家は創業152年の宇治茶の販売業で、今の季節は筍をゆがいて食べて、5月に
なったら新茶を飲むということが当たり前の環境で育ちました。
そんな関係で、故郷の名産・筍を会社創立以来、お世話になっている方に
お届けしています。
以前は実家に住んでいる両親に手配だけをお願いしていたのですが、
かなり年を取ってきたので、今年は私が買いに行って小分けして発送しました。
今年はひじょうに不作で量も少なく、小ぶりのものが多かったのです。
さて、本題です。
昨日書きましたナニックの電動のウッドブラインド(木製ブラインド)を
5台納品いたしました。
お客様は電動の木製ブラインドもよくご存じないし、ナニックもご存じなかった
のですが、
(店内の電動木製ブラインドの展示はそのころはありませんでした)
決め手は、当店の女性スタッフのメールでした。
以下コピー
○○様
こんにちは。
ご連絡ありがとうございます。
昨日,ご新居にて○○○リフォームの○○様と小嶋が打ち合わせさせていただきました。
また、床が白色になるとのこと、悩んでおられましたことが解決されて良かったですね!
そこで、電動の木製ブラインドにされるとのことですが、木製ブラインドを
電動でされるのでしたら一番おすすめなのがナニックというメーカーです。
もともとはアメリカのメーカーですが、ナニックジャパンという販売会社があり、
日本で生産・販売しています。
アメリカでももっとも老舗の木製ブラインドメーカーです。
もちろん手動でもナニックをおすすめもしてはいるのですが、当初まぶしさを
防ぐためにスラットに穴がないことを最重要点とし、ニチベイの穴無し
(クレールグランツ)をおすすめしたという経緯があります。
お値段は手動の場合、ニチベイよりナニックの方が高いです。
ところが、電動の場合はナニックの方がお安い上に操作性が良いです。
ニチベイをはじめ国産3社(あと、タチカワ、トーソー)はホテルや公共施設用を
想定していて細かい納まりがきれいではないのです。
ナニックだけ一般家庭向けにこなれた値段で納まりのよい電動木製ブラインドを
だしています。
ただ一つ難点はスラットに穴があるということです。
ただ、その穴は国産3社どのメーカーよりも小さいです。
それは昇降コードを穴に通す作業を手作業で丁寧に行っているからです。
国産3社は上から針にコードを通して上から落としているので、穴がある程度の
大きさになってしまってるのです。
細かい話になってしまい恐縮ですが、塗装面でもナニックの方がきれいです。
また、四角い直方体のかたちできっちり昇降します。
手作業の昇降コードに工夫があるからです。
【小嶋の注釈】ナニックは昇降コードを通すのにラダーコードのはしご状になっているコードを一枚ずつ左右に振り分けてとおしています。そのため、スラットが左右に振れないのです。
国産メーカーの3社はスラットを数枚毎に昇降コードを通しているためにスラットが左右によく動きます。
そういう意味で書いていると思います。
★ニチベイ電動とナニック電動の比較
1. ニチベイは一番上のヘッドレールのところがスチールになり、カーテンボックスが
あっても見上げると目につきます。
ナニックはヘッドボックスのところも手動と同様木製の羽根で仕上げてありきれいです。
2. ニチベイはリモコンの受光部という部材が取り付ける台数分別に必要になります。
壁のどこかにその受光部を設置しないといけません。しかもそのアンテナの色が
黒色で目立ちます。
ナニックは本体に受光部が内蔵されてます。
3. ニチベイのリモコンは5ch+allしかありません。つまり、5台一斉操作または
5台個別操作だけで、左の3台、右の2台を一斉操作などができません。
ナニックは15chリモコンなので、左の3台のみ一斉操作、右の2台のみ一斉操作など
フレキシブルに設定できます。
ナニックにはスラット色が14色のGシリーズと、スラット色が73色の
ナニックシリーズの2シリーズがあります。
お値段はGシリーズの方がお求めやすいです。
Gシリーズの色目で気に入っていただけましたらそれでいいのですが、
念のためにGシリーズの白系902ホワイト、933ブリーチ、ブラウン系の927クリア、
904ゴールデンオークの4色、とナニックシリーズは白系の色も豊富なので、
念のために白系、511アークティックホワイト、523ピュアホワイト、810シックイ、
510ホワイトウオッシュの4色、穴からの光漏れをふせぐためのテープをつける場合、
Gシリーズのテープのサンプル、2136ダックホワイト、2617スモークホワイト、
2137ライトベージュ、2011ダークベージュの4色のカットサンプルを
ナニックジャパンより明日お届けするよう手配しましたのでご検討ください。
お見積もりの製作寸法は床まではみていません。丈を長くすると上げ下げに時間が
かかるというデメリットがあります。
もちろん、コストもアップします。
今は窓下10~20cmでお見積もりしてます。窓下20cm(製作高160cm)までは
同じ金額です。
それと、2分割する右側の窓の右端は16cmばかりコの字に曲がったガラスの部分が
あるのですが、そこはカバーできないです。
これはロールでも木製ブラインドでも同様です。そこから光がもれますこと
お伝えしておきます。
あと、電動木製ブラインドは納期が電動ロールよりかかります。
発注後メーカー稼働日で2週間かかります。
たいへん申し訳ありません。
ご不自由でしたら仮吊りのカーテンを吊らさせていただきますのでお気軽に
お申し付けください。
以上どうぞよろしくご確認くださいますようお願いいたします。
当店の販売スタッフは、全員窓装飾プランナーの資格を持っており、できるだけ、
わかりやすく事前にお客様に説明させていただいています。
どうでもいいが動画です。
真ん中の三角をクリックしてください。
昨日のブログにも書いていますが、ヘッドレールがすっきりで、その中に
モーターや受光部が入っています。
カーテンボックスの中に家具コンセントを作ってもらっていたので、工事は
そこにプラグを差し込むだけでした。
リモコンの設定は各1台ずつの個別操作で5チャンネル使い、片面3台一斉操作の
1チャンネル、もうひとつの片面2台の一斉操作で1チャンネルと
5台一斉操作の8チャンネル使っています。