こちらの現場は京都のお客さまで3年前に他店でご購入のレースの裾を修理させていただいたことから、それが縁で今回新築物件のカーテンのご注文をいただきました。
当時、私のブログを読んでレースの裾がほつれたので本縫いウエイト巻きロックをしてほしいとのことで京都から1枚のレースを持って来て頂きました。
読んでいただいたブログはこちらです。
https://blog.curtainkyaku.com/52043288.html
これはメーカー縫製でも標準仕様でやっているところはなく、特殊なミシンのアタッチメントが必要で縫製加工所でもっているところは少ないのです。
レースの裾は折り返すよりもウエイトロックをした方がきれいなのですが、レース地に直接ウエイトを巻くやり方で何回も洗濯をすると、ウエイトの上の部分がほつれてきてウエイトがおちます。
そのため、当店では生地で巻き込んでいます。これだと洗濯をしても大丈夫なんです。
このやり方がいいから、カーテンは当店にオーダーしたいというお客さまがおられるぐらいです。
今回の現場でもさせていただいています。
縫製の動画はこちらです。 http://youtu.be/fiKSfQADWqA
この時、他店購入のレースの裾の修理をさせて頂いた時からお客様は
カーテン買うならこのお店 ちゃう
カーテン買うならばカーテン夢工房と決めていたとおっしゃっていただきました。
この上ないうれしいお言葉です。
8400円の修理から百万円の物件につながったという、まさにインテリアビジネスニュースの生地、もとい、記事になりそうな話です。
リビングを紹介させていただきます。
レースが手前で2倍使いで、後ろ側にドレープ(厚手生地)でプレーンシェードを取り付けています。
アピールすべき点を写真で撮り忘れたのですが、大きな窓は中心にサッシがきてなくてシェードを2分割していますが、サッシの位置で分割しています。レースも両開きですが均等割りではなく、サッシの位置で分けています。そのため1枚の窓のレースの左右の大きさが違います。
両開きのレースはサッシの位置で分割する方がきれいで機能的です。両開きのドレープは閉めるとサッシの位置がわかりませんので均等に分けるのでいいと思います。
それと下の写真ですが、シェードをガラス側に取り付けて、手前に両開きのカーテンをつける場合、(レースとドレープが逆の場合も同じ) ふさかけを壁に取り付けるのではなくて
マグネットタッセルをつけた方がいいです。
壁に房掛けをつけるとタッセルとシェードが干渉してシェードの操作がうまくできません。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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