大阪証券取引所は、ジャスダック上場のカーテンメーカー「五洋インテックス」を上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定すると発表しました。
これは、同社の8月平均上場時価総額が上場廃止基準の3億円未満となったための措置で、 猶予期間の2011年5月31日までに時価総額が所要額に達しない場合は上場廃止となります。
なお、8月の月間平均時価総額は2億7754万円、月末時価総額は3億370万円。
詳しくは五洋インテックスのホームページをご覧ください。 こちら
今日の終値が47円で発行株数が6074150株でひじょうに厳しい状況です。
五洋インテックスにはインテリア業界のためにもここは踏ん張っていただきたいのです。当店は五洋インテックスを微力ながらも応援しています。
インテリア業界の企業の株価はこちらです。
さて、本題です。
トーソーがツインシェード(ダブルシェード)ドラム式のワンチェーンタイプを10月から発売致します。
今回のカタログをみて笑っちゃいました。
トーソーとしては、このタイプでタチカワに先行され、シェードでは圧倒的なシェアを持つトーソーが忸怩(じくじ)たる思いをしていたことがわかるカタログで徹底的にタチカワのワンチェーンを意識して、これでもかこれでもかとタチカワの弱点を突いてきています。
それだけにすばらしい商品ができました。
私が心配をしていたチェーンの呼称もタチカワ、ニチベイと同じようにワンチェーンとなっていました。 10月発売のファブリックメーカーのカーテンの見本帳の展示会では、トーソーのこの商品を先行して紹介をしていたのですが、そこには「ワンコントロールタイプ」と表示されていたため懸念していました。
(画像はクリックで拡大)
1)タチカワに比べてメカは小振りで出幅が小さくなっています。
今のクリエティドラム式の操作部だけを取り替えればワンチェーンにできるようになっています。
既に取り付けた2本チェーンのクリエティドラム式も現場でワンチェーンに交換することもできます。(ただしシャフトを少しカットしなければなりません。)
2)タチカワの製作サイズが巾450ミリから2900ミリまでに対してトーソーは300ミリから4000ミリまでです。
3)タチカワが前幕と後幕とのすき間が20ミリに対してトーソーは10ミリです。
4) この着脱テープは画期的です。すばらしいアイデアです。まだ見てないけど・・・・・・
5) コーナー出窓の納まりもばっちりです。
すばらしい。よくブログを読んでいただいていますね。
東京の業者が、ツインタイプをコーナーに使って、レースに隙間を開けて失敗をしてやり直したとブログにかいてあったのを読んでこのアイデアが生まれているようです。
しかし、それよりも私がもっと工夫して一発でとりつけたのをブログにアップしています。
https://blog.curtainkyaku.com/51907263.html
私のアイデアを活かしていただいてうれしいです。
これに対してタチカワも黙ってはいません。
来月、トーソーのヒット商品「ビジック」と同じような商品で「デュオレ」を出してきます。これも、トーソーに対抗して前幕と後幕の生地の隙間をなくしていてすばらしいのです。
明日に続く
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