メーカーのシステム化された商品以外のものをよく使うので東急ハンズに
施工部材を買いに行くことが多いのです。
心斎橋の東急ハンズまでは、当店からクリスタ長堀を通って歩いて15分ぐらいです。
クリスタ長堀から地上に出るところにこんな看板がありました。
なんかおかしくないですか?
日本語、英語、韓国語、中国語で書かれているのですが、
英語で「AM5:00〜PM23:00」となっています。
日本語でいうと午前5時から午後23時ということなんでしょうけど、
午後23時といういい方はしないでしょう。
正しくは 5:00AM 〜 11:00PM です。
AM、PMも数字の後ろに書くのが正しいのです。
これも間違っている人が多いですが、こういうのがひじょうに気になるのです。
さて、本題です。
フランスのメーカーで80年以上続く老舗のHOULES(ウレス)社の
タイバック(タッセル)を取り付けました。
日本ではほとんどのメーカーがタッセルといっているもので、カーテンを束ねる
房飾りのことです。
または、タイバックともいうのですが、インテリア用語辞典などで調べると、
「タッセルのことで、欧米ではタイバックという」と書かれています。
タッセルも英語ですが、欧米で使われていないようで、カーテン関連商品としては、
日本で使われている言葉のようです。
ウレスのタイバック(タッセル)はひじょうに数多く商品があり、
日本でも多くのメーカーが取り扱っています。
今回、取り付けた商品はお客様がマナのショールームでみられたもので、
名前はわかりません。商品番号は35023の9800と9500です。
これを自由にいろいろと組み合わせることができます。
5本つないだものを1組作りました。
腰窓でベッドがあって写真はうまく撮れてません。
このタッセルは1つ1900円(税抜)で5つの組み合わせが2本で1窓
2万円ぐらいします。
うれしい〜す。
マンションは下地がないので、タッセル金具の取り付けは、アンカーを使います。
当店ではアリゲーターという商品を使っています。
(画像はクリックすると別のページに移り、そこでもう一度クリックすると
拡大します。)
取り付ける高さは当店では腰窓の場合は白銀率(1:1.414の比率)
掃出し窓の場合は黄金比率(1:1.618)を用いています。
詳しくはこちらをお読みください。
(間違って理解していただいている方が多いのですが、これはふさかけ金具の
つける位置ではありません。カーテンと触れる位置の比率です。)
この考え方は、ブログを書きだした10年前ぐらいに書いていますが、
インテリア業界では認知されていません。
エンドユーザーの方が、これが正しいと判断していただいて、多くの方が
リンクを貼っていただいたり紹介していただいています。
けっこう浸透してきていると思っていまして、来年改訂になる
「窓装飾プランナーBOOK」に載らないかなと思っているのですが、
大手メーカーが通そうとしてくれないのです。
そのため、窓装飾プランナーBOOKはレール部門だけが、記述がひじょうに
古くて、今の時代に合ってない内容になっています。
このブログのトップへ