カレンダーをたくさんいただきます。
仕入れ先、メーカー、取引先、郵便局、銀行、保険会社や証券会社からいただきます。
実際に使うのは、ほんの少しであとは店頭のワゴンにいれて
「ご自由にお持ち帰りください」とするとアッという間になくなります。
(画像はクリックすると拡大します。)
今年、サンゲツ本社から卓上カレンダーが送られてきました。
サンゲツのカレンダーといえば、50年近く同じパターンで続いている経師屋の
家屋の柱に貼るのにいい細長いカレンダーしかイメージがなかったのですが、
卓上のかわいいカレンダーでした。
ヤフーファイナンスの掲示板を読んでいたら、サンゲツのカレンダーはかわいいと
書かれていて、「うそでしょ」と思っていたら株主には別のカレンダーを
送っていたみたいです。
私が毎年使っているのはSHY(林口工業)からいただく、ひじょうに機能的な
カレンダーです。(下左写真)
でも、一番役に立つのは当店オリジナルの10年カレンダーです。(上右写真)
10年間の予定が書けて、昨年の予定はその下にくるようになっていて
比較できるようになっています。
さて、本題です。
ジャパンテックス特集となっていますが、今年のジャパンテックスが終わって
2か月以上経っていて今頃なによという感じですが、どうしても
書いておきたいことが残っています。
ジャパンテックス主催の日本インテリアファブリックス協会(NIF)の
今年の大きな事業のひとつである遮熱基準とそのマークの広報活動があるはずですが、
今年のジャパンテックスで一切触れられなかったのです。
なぜ?
私は、震災後の遮熱ブームで各社が遮熱商品をいっぱい出してきたなかで
基準があいまいなので、業界として統一基準を作るべしということを
盛んに言ってきました。
同業者ともネット勉強会をしたりして、この問題には注視してきました。
その結果、1年半かかり、やっと基準が出来上がったのです。
今年の2月のことです。
この日付けは2013年9月20日になっています。
これを業界向けやエンドユーザー向けにもっと宣伝しなければならないはずなのに
一切触れませんでした。
おかしいでしょ。
どうやら、NIF加盟各社で意見の対立があり、せっかく1年半かけて
作った自らの基準に納得していないところがあるようで、このまま見捨てるようです。
私がインテリア業界向けに書いているブログ
「NIFより東リの自負」で書いていますが、どうやらNIFのこの問題の
責任ある立場である環境技術委員会の委員長を輩出している東リが反対
しているようです。
もうひとつのブログに東リの対応を書いたのが2月のことで、
それは全くの予想だったのですが、7月に新しく出した東リのカーテンの
見本帳にはNIFの遮熱基準は載せていませんでした。
東リより早くだしたメーカーも含めてNIF加盟各社は全部載せています。
東リのカーテン企画責任者に「どうして載せなかったのか」と
伺ったところ、間に合わなかったというのです。
そんなことはないはずで、やる気がなかっただけです。
来年出す「エルーア」という見本帳には必ず載せますとカーテンの責任者が
おっしゃっていましたが、たぶん宿題忘れたとなるんでしょう。
東リはなかなか芯の通った会社です。
遮熱計算基準のJIS化に向けて進んでいるので、今はNIFの基準は棚上げしていると
いうことになるんでしょう。
この遮熱計算基準のJIS化は来年の2月遅くとも秋には出来そうなのです。
しかし。このJISにはカーテンは含まれていません。
カーテンの場合は、縫製のやり方によって出てくる数字がバラバラになるためです。
2倍使いの場合とシェードやフラットカーテンの場合を同じに評価できないのです。
そのため、ブラインドメーカーの商品が中心になってきます。
カーテンの遮熱基準のJIS化する動きもありますが、
これが決まるとしても2年先ぐらいです。
インテリア業界はどうなるのでしょか
見せます、インテリアの底力を。
魅せます、インテリアの楽しさを!
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