先月、タチカワの調光型ロールスクリーンデュオレを9台取り付けました。
施工担当者が、写真を撮ってきたのですがイマイチいい写真がないのです。(上の写真)
あとで店内の展示サンプルの写真を用いて説明します。
まず、私はこの手のロールスクリーンを一般名詞として通じる「調光型ロールスクリーン」と呼んでいますが、トーソーは「ターンアップスクリーン・ビジック」といい、タチカワは『ロールスクリーンデュオレ」と言っています。
ニチベイはまだ出していませんが、多分別の名前で近いうちに出すと思います。一般名詞がないからエンドユーザーにはなかなか説明しにくいのです。
この商品はここ2~3年の中ではもっともヒットした商品です。
詳しくはカテゴリーのターンアップスクリーンをお読みください。
2年半程前にトーソーがビジックを発売しまして、ヒットしましたが知名度はあまりありませんでした。
そのあと、1年前にタチカワは「デュオレ」を出しました。発売当初は業界内では「タチカワのビジック」と言われていたのですが、タチカワの営業力はすばらしく、イッキにこの商品が浸透しました。
そのせいで、タチカワが出した時は一時的にトーソーの売り上げが落ちましたが、その後はタチカワのおかげで、エンドユーザーにも浸透してトーソーの売り上げもアップしました。
これが、今までのインテリア業界のパターンです。
トーソーかニチベイが開発にお金をかけて新しい商品を出して売れたらタチカワが真似をします。そうするとその商品がエンドユーザーに浸透するのです。タチカワはいつも開発にお金をかけません。
最近はトーソーが元気になりまして、タチカワが真似をすると仕返しをするようになりました。
先日、納品した現場の話に戻ります。
タチカワのデュオレにするか、トーソーのビジックにするかそうとう悩まれまして、私が店内展示サンプルの現物を現場に持って行き、2つの違いを説明しました。
お客様の決め手は上のメカ部分と生地の隙間の差でした。
店内展示サンプル 左がタチカワ 右がトーソー
上の左側の写真がタチカワで右がトーソーです。(タテにみてください。)
メカと生地の隙間がタチカワが操作側20ミリ反対側14ミリに対して(合計34ミリ)
トーソーは操作側26ミリで、反対側が14ミリです。(合計40ミリ)
こちらの現場は枠内付になりまして、隙間は出来るだけ少ないほうがいいとの事でタチカワに決まりました。
その差 6ミリ。
これは9月に納品した現場の話です。
そしたら、トーソーは10月3日に新しいタイプでタチカワのデュオレと同じ仕組みの「ビジックデコラ」という商品をだしてきました。
これはタチカワに1ミリ及ばずの35ミリです。
トーソーがなりふり構わず、ここまでタチカワを意識しているのかという商品で、タチカワのデュオレに対してトーソーはデコラです。
今までのトーソーのビジックはビジックライトという形で、ボトムバーだけがモデルチェンジして継続しています。
トーソーのビジックの新商品に関しては、展示サンプルが届いてからビジックライトとビジックデコラの違いを説明します。
ここで私は言いたいのです。
ロールスクリーンは枠内付けをすると30~40ミリ隙間があきます。実際は10ミリ単位でしか発注できないのでもっとあくのです。
私は、このブログでロールスクリーンは1ミリ単位の発注ができるように何度も書いていますが、力及ばず実現にいたってません。
もうひとつ、タテ型ブラインドの均等ピッチも盛んに書いていますがこれも実現にいたっていません。
この2つはエンドユーザーの声なんです。
これが実現できるまでブログを書き続けます。出来た時がブログを終える時です。
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