大阪以外に出かける時に、お土産に何を持っていくか、けっこう悩むのです。
東京の人は、みやげでは「東京ばな奈」が人気とかで、それを持っていけば
間違いがないのかなと思いますし、名古屋は坂角総本舗の「ゆかり」でしょうか?
大阪土産で一番人気なのは、「551蓬莱 の豚まん」のようなのですが、
個人宛ならいいのでしょうけど、会社宛に持っていくのにはちょっと
考えるのです。
私は、最近は江崎グリコのプレミアムポッキーの「バトンドール」を
持っていくことが多くなりました。
この間までは、関西で3店舗しか販売されていなかったのですが、
4月に博多にオープンしました。
関東や名古屋には販売されていない商品で、東京や名古屋に行くときの
手土産にしてまして、「これ、関西にしか売っていないですよ。
阪急百貨店梅田店で並ばんと買えないんですよ。」と
能書きを述べながら、お渡しをするんです。
そうするとありがたくいただいてもらえるのです。(笑)
さて、本題です。
暑さ対策商品で遮熱レースについてです。
遮熱レースに関しては何回もブログに書いてきました。
ほんとうに効果があるのかという問題に関しましては、私は室内の
温度が普通のレースをつけているのと比較して1℃ぐらいの差がでるぐらいの
効果はあると思っています。
たった1℃ですが、この1℃は大きくて、夏の夜中の寝室の冷房温度を
何度にするか夫婦間で揉めて、1℃の差で寝室が別になり、やがて離婚に
繋がっていく可能性もあるぐらいなんです。
電気代の金額にして、6月から9月までの4か月で、普通のレースを
つけているのと比較して、月に110円ぐらい節約できるレベルです。
遮熱レースは5年前の東日本大震災のあとに、大ブームになり、
なんでもかんでも「遮熱」とすれば売れるみたいなところもありました。
その基準もなかったので、各社が好き勝手なデータを並べていまして、
何もつけない時と比べて6℃ぐらい温度差がでるような宣伝も平気で
されていました。
小さな箱での実験では、そのようになったかもしれないのですが、現実的で
ないことをアピールしたり、これが遮熱というような商品まで遮熱と
うたわれていました。
インテリア業界の団体である日本インテリアファブリックス協会も
これでは消費者の信頼を得られないということで、1年半かけて遮熱基準を
つくったのですが、その基準が甘くてほとんど活用されていないのが
現実です。
その中で、今はあまり変なのは淘汰されて、ファブリックメーカーが
「遮熱」と言っているのはそこその商品になってきました。
問題点は、冬場は逆効果になりまして遮熱レースを閉めていると
あたたかい日差しが入ってこないのです。
当店では、夏用、冬用とレースは2組作って取り替えましょうということを
提案しています。
日本では、昔エアコンがなかった頃は、襖や障子を夏用冬用と
取り替える習慣がありました。
6月29日の日本経済新聞の夕刊の「住まいナビ」にも取り上げていました。
画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度クリックすると
拡大して読めるようになります。
(余談ですが、記事には6月26日のブログにも書きました
木製ブラインドも涼をとるにはいいと書かれています。)
夏は襖を簾戸(すど)【関西では葦戸(よしど)ともいいます】に取りかえて
涼をとりましょうということです。
私も、小学5年生まで家にエアコンがなかったので、毎年この時期に
襖の交換を手伝わされて取り替えていました。
日本には、昔からこういういい習慣があるのです。
レースカーテンもぜひ、夏と冬に取り替えましょう。
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