正面付け

機能性レールのカーテンの吊り方

この5月の大型連休の期間の5月3日4日5日は休業しています。

ブログは事前設定によってアップされています。

休み前に書いたものです。

 

 

5年ほど前に1階のリビングだけカーテンのご注文をいただいたお客様で、

この度、2階も新しくカーテンを取り替えたいということでご注文を

いただきました。

2階はお客様の方でご購入されていて、以前使われていたものや既製カーテン

がついていました。

今回は2階の3室吊り替えで、すべてドレープ(厚手カーテン)は

シェードで壁付けをし、レースは両開き2倍使いで窓枠内にレールを

取り付けて内付けしました。

 

洋室1

Before

DSC01644

After

DSC01659

 

洋室2

Before

DSC01647

After

DSC01655

 

洋室3

Before

DSC01646

After

DSC01667

これで終えてもカーテン屋のブログとしていいと思っていますが、

何か一つテーマを決めて、情報発信しなければコンテンツ(内容)の

ないブログになってしまうのです。

今、「御社のサイトがキャッシュマシンに変わる お客が集まる

オンライン・コンテンツの作り方」という本を読んでいまして

少し影響を受けています。

 

今回はレールをすべて枠内に天付けしています。

DSC01650

この場合、レールを隠すようにカーテンを縫製した方がいいのか、

それともレールが見えるように縫製をしたほうがいいのかを

考えてみたいと思います。

 

レールを見えるように縫製するのを天付け仕様⇒aフック

レールを隠すように縫製するのを正面付け仕様⇒bフック

AフックBフック

このように業界ではいいます。詳しくはこちらをお読みください。

 

機能性レールというのは一般に言う普通のレールです。

多くの専門店が扱っているのは、ホームユース向けでは圧倒的なシェアのある

トーソーのエリートやネクスティ等です。

 

以前はトーソーのエリートというレールが主だったので、カーテンの縫製は

枠内に取り付ける時は、正面付けが普通でした。【上の写真】

最近はトーソーのネクスティというレールが多く使われるようになってきて、

この場合は天付けすることが多くなってきました。(レールが見える)【下の写真】

DSC01669

 

なぜ、レールをみせる仕様が増えてきたかといいますと、カーテンの

形状記憶加工や形態安定加工が増えてきまして、きれいなウエーブを

保つには、開けた時にカーテンの上部の芯地の部分がレールの向こう側に

いかないといけないのです。

それに合わせるような形で、トーソーがネクスティという新しい機能性

レールを発売して、これはダブル使いの正面付けでも、ドレープ、レース

ともにaフックを勧めてきました。

 

私の考え方としては、よく開閉するときはaフック、

あまり開閉しない場合はbフックをおススメしています。

今回のケースは、レースが枠内付けであまり開閉しないとのことだったので

bフックにしてレールを隠す仕様にしました。

 

bフックは、通常カン上4㎝といいまして、カーテンの一番上から

4㎝下がったところに引っ掛けるフックがくるようになっています。

今回の現場はbフックなんですが、アジャスターフックでカン上3㎝に

なるように調整しています。

そうしないと、枠内の天にカーテンが触れてしまうのです。

このカン上3㎝のことを川島織物(現川島織物セルコン)は「セミ」と

言っていました。

これは社内用語なんですが、当時の住宅メーカーの営業の方が優秀で、

住宅メーカーの企画担当者に、「カン上3㎝はセミといいます」と

教えてため、当店の得意先である住宅メーカーのマニュアルには

カン上3㎝に設定することを「「セミ」というと書かれているのです。

ネットで「セミフック」を調べると、元川島織物セルコンの社員の方が

されている店のブログと、幅広く知識豊富でなんでもご存じの

インテリア山田の荒井さんのブログに書かれているだけでした。

 

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4月10日はインテリアを考える日  ~木製ブラインドの取り付け高さ~

「4月10日はインテリアを考える日」にちなんで日本インテリアファブリックス協会が『キッズインテリアコンテスト』というのをやっていまして、その結果が発表されています。

こちらをご覧ください。 http://www.4-10thinkinteriorday.com/

素敵な子供部屋の絵画や写真が載っています。

また、インテリア業界ではこの日にあわせてチューリップの花を咲かせるキャンペーンを実施していました。

3月23日のブログに書いたのですが、すでにその時に一輪の花が咲いていたのが、その後枯れてしまい、咲かせることができませんでした。

 ツイッターを読んでいると、本日チューリップの花を咲かせて人もおられ、写真も添付されていました。

 

今年のインテリア業界は花咲かずです。

ちゃうちゃう、失礼しました。

「当店は」   です。

「4月10日はインテリアを考える日」と、せっかくインテリア業界で決めたんだから、関係者はもっとエンドユーザーにアピールしていくべきなんですがあまり盛り上がっていません。

当店では2年前の4月10日に、エンドユーザーからのカーテンと窓周り関係に関する質問を受け付ける掲示板を作りまして、インテリアを考える手助けになればと思ってやっています。

2009年4月10日のブログをご覧ください。https://blog.curtainkyaku.com/51906386.html

 こちらをご覧ください。
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2年間(730日)で80350件のアクセスがありました。1日100件強です。

こちらは、公開しているQ&Aなので、わからないことは調べたりメーカーに聞いたりして一生懸命答えています。

カーテンと窓周りに関して質問があれがぜひこちらの方に投稿お願いします。

最近の質問では、こんなのがありました。
「木製ブラインドを正面付けする場合の大きさはどのようにすればいいのか」という内容です。

こちらをご覧ください。http://interior.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13083912

当店では、木製ブラインドを取り付けるときは、上げたときのたたみ代が大きいのでそれを考慮して少し高めに取り付けます。

50ミリ巾の木製ブラインドで高さ200センチならば25センチぐらいのタタミ代(たまり)があります。

本日、説明できる施工がありましたので施工例写真をアップします。

マンションでタチカワのエコタイプ(リーズナブル価格)50ミリ巾木製ブラインドの壁に正面付けです。

  

マンションですが、実測の時に確認したら壁に30センチピッチでタテ方向に下地が入っていました。そのため、それを追いかけてヨコのブラケットの位置は下地優先にして取り付けた高さは窓上20センチにしています。

 

 

 

ヨコの出幅に関しましては、通常2~3センチにします。質問箱の回答でもそのように書いているのですが、タチカワは例外です。

タチカワの木製ブラインドは、操作のプーリーがあるところにはブラケットが取りつけられません。

通常、戸建て住宅の場合、窓枠すぐ外にタテに下地があり、そこにブラケットをとりつけるのですが、タチカワの木製ブラインドはその位置にブラケットがつけられないようになっています。

そのため、タチカワの木製ブラインドを壁正面付けする場合は、ブラケットと下地の位置を考えて大きくつくらなければならないのです。(操作コードが降りる位置も考慮しています。)

ニチベイ、トーソーのエコタイプで無いタイプの木製ブラインドはブラケットは好きな位置に取り付けることができます。

今回の現場は予算的なことも考えて、リーズナブルなエコタイプが念頭にありました。

ニチベイのエコタイプの木製ブラインド(エコウッド)は最悪で、旧型のブラケットを使っており、こちらはもっとも問題でブラケットの取り付け位置の自由がききません。

トーソーのエコタイプ(エコア)は、ブラケットは問題ありませんが色数が4色しかなく、こちらの現場に合う色がありませんでした。また、製作高さが長い場合、最初あげるのに時間がかかります。

木製ブラインドは見た目は各メーカー同じようですが、販売する側はいろいろと考えていると思いますのですすめるメーカーがあれば「なぜそのメーカーなのか」をきいてみてください。

 

今日は「4月10日はインテリアを考える日」です。

これから、カーテンとインテリア商品でできる節電を順に考えてブログに書いていきます。

遮熱ブラインド、遮熱ロールスクリーン、カーテンに裏地をつける、三重カーテンにする、遮熱レースをつける、デュエット・シェード 等を順に検証していきます。

 

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カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→

織物研究会

 

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