私のブログで、1年間通じて1番多い検索のフレーズは「ふさかけ金具の取付高さ」に 関するものなのです。
この取付高さに関しましてはこれが正解というのはありませんが、私は今までブログに黄金分割比と白銀率を用いて理論的に説明をしてきましたので多分検索にひっかかるのだと思います。
詳しくは右のカテゴリーの「ふさかけ・タッセル」のところをお読みください。
https://blog.curtainkyaku.com/archives/ふさかけ・タッセル/
取付高さによる違いを写真で説明をしたいと思います。
その前にこちらのブログを先にお読みください。それを元に説明をします。
https://blog.curtainkyaku.com/52078002.html
上の写真の右から
黄色のカーテンはレールのトップメーカーであるトーソーの提案。
オレンジのカーテンはインテリア業界の団体である日本インテリアファブリックス協会(NIF)の提案
ピンクのカーテンは、私の黄金分割比をもとにした高さ
グリーンのカーテンはふさかけ金具をカーテンのど真ん中に取り付けた場合
ブルーのカーテンはカーテンのど真ん中にタッセルがくるようにした場合
この実験は大阪店の展示サンプルで、1.5倍使いの1つ山形状記憶加工付きで丈は195センチです。
タッセルの色はわかりやすいように異なるものを使用しています。
トーソーの主張はふさかけ金具はカーテンの丈の上から3分の2のところに取り付けるのがきれいと言っています。
この場合、カーテンの丈が195センチのため、床から65センチのところに取り付けています。
多分、共布のタッセルを想定しているのだと思いますが、タッセルの違いによって取り付ける位置を変えよということは言っていません。
低めが好きな人にはいいかもしれません。
日本インテリアファブリックス協会(NIF)は、上から3分の2のところでカーテンが触れる位置にふさかけ金具をとりつけるのがきれいと言っています。
この場合、下から65センチのところでカーテンとタッセルが触れています。そうするとふさかけ金具のとりつける高さが82センチなっています。
タッセルによってふさかけ金具の取り付ける位置が違ってきます。
私の考えは掃き出し窓では黄金分割比を用いていまして、タッセルとカーテンが触れる位置が、下から1:1.618の比率になるようにするのがきれいという考えです。
この場合、ふさ掛け金具の取り付ける高さは91センチになっています。
住宅メーカーの旭化成ホームズの窓掛け施工マニュアルでは、掃き出し窓でカーテンの丈が215センチの時に床から100センチの位置にふさかけ金具を取り付けなさいとなっています。
この考えでいくと床から46,5%のところにふさ掛け金具をとりつけることになり、195センチの丈のカーテンならば90.6センチになり、私の考え方と一緒になります。
グリーンのカーテンは、タッセル金具をカーテンの丈のど真ん中につけています。
ブルーのカーテンはタッセルとカーテンが触れる位置をカーテンの丈の真ん中にもって来ています。
これが正しい取り付け方というのはありません。好みです。
あなたはどの高さが好きですか?
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