カーペットをメーカーに発注するときはタテとヨコの最大の面積で数量が
計算されまして、変形にカットするとハギレがでます。
それをうまく活用しまして、カーテンの裾だけに冬場だけ置き敷きする
冷気防止カーペット「ほっとするー」(ホッとスルー)をつくりました。
「ほっとするー」というのはカーテン屋の立場で私が勝手に名づけている
言葉で世間では通用しません。
室内と外との温度差が激しいと空気が動きまして窓から、カーテンがあれば
その裾から冷気が漏れてきます。
日本の場合、カーテンの丈を床から1センチ上がりにすることが一般的で、
その隙間から冷たい空気がきます。
それを防止するために、カーテンを長くして床に引きづるようにすることも
ありますが、私はあまり好きではないです。
そこで、考えたのがその隙間にカーペットを冬場だけ置いて、その隙間を
埋めるのです。
店内の展示サンプルでやってみました。
ここにカーペットのハギレで作った細長いカーペットを敷きます。
そうするとこんな感じになりまして隙間がなくなります。
カーペットのハギレでいくつか細長いものをオーバーロックして用意してます。
これはサンプル的につくっていますが、こういう需要があるならば、
きちっと作ろうかなとも考えています。
冬場だけ置いて、夏は丸めて直しておきます。
毛足の長いシャギーのカーペットで本格的につくれば
20㎝×200㎝で2500円ぐらいです。
ハギレで作ったものは、適当な価格で販売します。
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