中小企業の事業主さまへのお知らせです。
平成26年度の補正予算を使って一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)では
地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金制度の申請を3月から受け付けて
います。
総予算は930億で最新モデルかつ一代前のモデルと比較して年平均1%以上の
省エネ性能の向上が確認できる機器を導入した場合、上限1.5億円、
下限50万円で補助金が2分の1でます。
いわゆる地域工場や中小企業の会社に省エネになるような設備投資をしたら
半分、国の予算から補助してもらえるという制度です。
私どもに関連するものとしては、照明をLEDにするとか、窓ガラスに
フィルムを貼るとかで、今回は省エネブラインド等も対象となるのです。
但し、業界団体が証明書発行団体として事前に申請をして許可を
得ていないとダメなんです。
照明工業会や日本ウインドウフィルム工業会はすでに認可を得た団体に
なっていて、中小企業主に営業をかけて広報PRをしています。
日本ブラインド工業会は、只今申請中で4月末ぐらいには許可がでる
見込みです。
対象となる商品は昨年の生産性向上設備投資促進税制のときに対象と
なったものにプラスハニカムスクリーン等になると思われます。
但し、日本ブラインド工業会加盟の4社(タチカワ、トーソー、ニチベイ、東京ブラインド)の
商品になります。
こうなると、私どもとしては中小企業の事業主に対して、ブラインドを
取り替えると補助金が出ますよ、ブラインドを新しくしたどうですかと
営業することができまして、業界として活気づくのです。
それで、日本ブラインド工業会が証明書発行団体になったのかどうかを
ホームページで確認したところ、それは未だだったんですが、
4月16日現在で予算の残額が347億となっていました。
1か月間で3分の2がすでに争奪されていました。
この制度は受付は11月までやっていますが、予算額に達した時点で
打ち切りとなります。これじゃあと1か月もしないうちに完全に予算
が消化されそうです。
「そんなのよさんかい」と叫んだところで
日本ブラインド工業会が証明書発行団体にならない限り、我々はPRできないのです。
申請までに間に合うのかどうかわかりませんが、こういう制度が
あることをお知らせしておきます。
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4月24日記入
こちらの補助金は4月22日をもちまして予算額の930億をオーバーしたため
締め切られました。
https://sii.or.jp/category_a_26r/
4月22日時点では、日本ブラインド工業会はまだ証明書発行団体として認定されていません。
インテリア業界にとって、遮熱商品をエンドユーザーにアピールする
千載一遇のチャンスだったのですがひじょうに残念です。