私がブログにずっと書き続けていることが4つありまして、

①ロールスクリーンの1ミリ単位の発注

②バーチカルブラインドの均等ピッチ

③レースは夏冬取り替えましょう

④遮熱に関して業界で統一した基準づくり  

が あります。

①のロールの1ミリ単位の発注はタチカワ、ニチベイが今年から5ミリ単位の発注が可能になりましたのである程度の目的は達成できました。

②のバーチの均等ピッチも、タチカワが昨年10月から、ニチベイが今年2月1日からできるようになりました。

今年は③と④を強く訴えていきたいと思っています。

さて、本題です。

昨年の夏は遮熱ブームでインテリア関係の各社は、猫も杓子も「遮熱、遮熱」でした。

ニチベイはシルバースクリーンが、大ヒットしました。

先日、当店に来られたお客さまが、来る前にニチベイに直接メールで相談されたそうです。相談内容は、「タテ型ブラインドを取り付けたいのですが、西向きの窓で夏場の遮熱対策に何かいいいものはないですか」と聞かれたところ、ニチベイは「タテ型を取り付けて、さらに窓側にシルバースクリーンを取付されたらどうですか」と提案してきたそうです。

私は、タテ型ブラインドのルーバーをニチベイの新商品の「サンフレクト遮熱」にされたらどうですかと提案したんですが・・・・・・。 ニチベイ、どうなのよ~

 

川島織物セルコンは、遮熱レースの出荷量が前年比4倍とか・・・、新聞を賑わせていました。

確かに遮熱商品は夏場は節電になり少しは効果があります。

そしたら、冬場はどうなのよ?

メーカーは販売する時に、冬場の事は一切話しませんでした。

インテリアのメーカーは、この冬前も冬場の節電に関する商品はほとんどPRしてきませんでした。

メーカーは、夏売りまくった遮熱商品をどうするのかは、ちゃんと答えを出していました。

2月1日に発売になったニチベイのロールスクリーンの見本帳のデータには

画像はカーソルをあててクリックしてさらにクリックすると拡大します。

ちゃんと書いてありまして、冬場の昼間は全開するとなっています。
それをもとにシュミレーションをしています。

要するに、冬場の昼間はなんにもつけていない状態にしなさいということです。
冬場の昼間は、遮熱ロールスクリーンは逆効果になります。
寒くなるのです。

川島織物セルコンも然りです。

夏場、遮熱レースの効果を訴える為に、東京本社の窓ガラスに自社の遮熱レースをテンションポールで取り付けてチラシまでつくっていました。

詳しくはこちらのブログをお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/31526.html

冬場はどうしているのかと聞くと、こっそり外しているらしいのです。

こっそりと書くと、東京の方からメールが飛んできて、「こっそりじゃなくて、堂々と脚立に乗って外しました」といわれるかもしれませんが、遮熱レースも冬場は外しましょうという事を販売したメーカーが実践しているのです。

昨年夏、遮熱レースをご購入されたエンドユーザーの方はどうされているのでしょうか?

当店では、レースは夏冬取り替えましょうということをずっと訴えていまして、夏冬用を2セット同時にご購入いただくと片方は20%引きをしています。

今年は、メーカーがエンドユーザーに対して、もっと「夏冬カーテンを取り替えましょう」ということを訴えてくれるようにアピールしていきたいと思っています。

ロールスクリーンだって、メーカーが夏冬取り替えセットで同時に販売できる仕組みをつくってくれれば、業界全体の需要喚起になると思うのです。

 

 

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