修理代

シェードの修理代2万円は高いのか?

エンドユーザーの方から2004年10月20日に書いたブログにコメントが

入りました。

コメントの内容は

「サンゲツのツインシェードを使っています。母がカーテンを洗濯しようとして、誤ってコードが抜けてしまいました。取説を読んでも通しなおすことができず、困っています。このような場合どうしたらよいのでしょうか?よろしければお教えください。」

 ブログのタイトルは「ダブルシェード(ツインシェード)ってうまく洗濯できるの?

です。

当時は、ダブルタイプ(ツインタイプ)のシェードはコード式しかなかったので、

今、読み直すとひじょうに古い内容になっています。

私が驚いたのは、10年前に書いたブログが検索に引っかかって、エンドユーザーに

読んでいただいてコメントしていただいたことです。

どのようなワード、フレーズで私の10年前のブログにひっかかったのかに興味を

持ち、アクセス解析で調べてみました。

アクセス解析2 アクセス解析1 アクセス解析3

これらのフレーズで私のブログに来ていただいていることになります。

こういうのが毎日数百件ありまして、このフレーズに関するブログを書いていると

いうことです。

 ここでは適したフレーズが見いだせなかったのですが、

「カーテン シェード パーツ交換」で逆検索をしたら

 カーテンの修理代が2万円?! – 発言小町 – 読売新聞

というのがありました。

内容は悩める主婦からの相談で

1年半前にハウスメーカーを通じて取り付けたローマンシェードが引き上げが

出来なくなって、ハウスメーカーを通じて修理依頼をすると2万円かかるといわれて

びっくりしたということでこれはちょっと高過ぎませんか ということでした。

 

 

プレーンシェードが動かなくなったり、止まらなくなったりするクレームは

最も多いです。

その修理代は2万円が高くないかという話です。

 

この質問に対して15名ぐらいの人がコメントを入れています。

「それは高い」という声はなく、おおむね「そのぐらいはかかるでしょう」という

回答で、出張で行くとなると、ほとんどが人件費だから、やはり高額

になるだろうということでした。

 

当店も依頼をうけて修理に行く立場です。

シェードの修理となるとほとんどが人件費です。

1つ1つの部材はそんなに高くはありません。

人件費とは、エンドユーザーの方ができないから依頼する技術料と

それに要する時間です。

 

当店の場合は、往復の時間も含めて半日ぐらいで出来る仕事で基本料8000円で

2回行かなければならない場合は16000円です。

プラス部品代です。

この手の修理はほとんど1時間もかからずできますので、

エンドユーザーから問い合わせがあると、事前に写真をメールで送って

頂いたり、メンテナンス番号がわかって部材を用意して1回で終わる場合は、

8000円プラス部品代。

なんのインフォーメションもなく、まずは現場調査に行って部品を用意して

2回行く場合は16000円プラス部品代ですと言ってます。

大阪の場合は、半分ぐらいの人は「高いなぁ」といって

「考えておきますわ〜」といわれてその後返事はありません。

 

当店でお買い上げいただいた商品に関しましては5年間無料保証で、その後も

ひじょうに安いです。

 

「高い」と思われる方は、比較するものがあって、それに対して高いと感じられる

のだと思いますが、それは何なんでしょうか?

自分の給料に対してなんでしょうか?

 

修理する側も生活していかなければならなくて、技術力があって、交通費等を

負担して半日で4〜5000円ぐらいだったら逆にこれも厳しいのです。

何卒ご理解ください。

会社のエアコンの効きが悪くて、販売店を通じて修理依頼をすると

行くだけで25000円と言われました。

こちらに修理できる技術がないので、仕方なく依頼すると

ダイキンの専属の職人さんが見えて、小さな部品の交換が必要とのことで

もう一度こられて10分の作業で合計45000円かかりました。

他の業種に比べてインテリア業界の修理代はそんなに高くはないと思います。

 

修理はつきものです。

最近は新商品が続々でていますので、実績の少ない商品は修理依頼も

多いです。

インテリア業界は、メーカーは修理に関してエンドユーザーからは直接請けていないので

まずは購入店もしくは近くのインテリア販売店を通じてほしいと言われます。

 

そのため、購入店が重要です。

きちんとメンテナンス工事が自社でできるところで購入しましょう。

そうでないと、修理代がひじょうに高くなります。

購入店以外に依頼する場合は、事前にその商品の情報を伝えましょう。

購入時期、メーカーやメンテナンス番号を探して、事前に写真を撮って

メールしましょう。1回で済めば安くなります。

近所のインテリア販売店に2〜3社問い合わせをして、修理代の相場を

知りましょう。

修理の場合は、現場でみてみないとわからないことが多々ありますので

近所がいいです。

カーテン夢工房は、買っていただいたお客様を大切にし、メンテナンスに

強い店です。

DSC01844

 

 冒頭のエンドユーザーからの問い合わせに関して私の回答はこちらです。

 

 

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吹抜けの電動ブラインドの修理

 昨日書いたブログ「ニチベイバーチカルブラインド モアラップとシングルスタイルの違い」が物議をかましたようで、昨日1日中ツイッターで話題になっていました。

ミニマル仕様でモアラップ以外のスタイルでできるのかということでいろんなところからツッコミがありました。

メーカーがどのような対応をしているのか、よく知らないのですが当店ではずっと以前からシングル標準仕様でミニマル仕様の注文していました。

 

さて、本題です。

他店購入の電動ブラインドの修理依頼がありました。

吹抜けに取り付けてあるニチベイのブラインドで7年経過しています。

インテリア業界で電動商品がイッキに普及し出して7~10年ぐらい経ちます。そろそろ故障しだす時期にきています。

今までの経験からモーターがおかしくなるというケースは少ないのです。コントロールユニットがおかしくなるとか、一部の部品の消耗が多いです。

今回のは、モーターとシャフトをつないでいるところが、振動でビスがゆるみ、ずれて空周りしていました。

  

シャフトの連結のところがこのようなジョイントで止めているのですが、ビスがねじ込んでいなくて押しあてているだけなので、長年使うと振動で緩みます。

この部分の部品を交換してビスを締め直しました。

これは、タチカワの電動バーチカルブラインドでも同じ現象が起こりました。

  

普通の窓についているとたいした工事でもないのですが、吹抜けとなると2人いないとできないのでけっこう修理代もかかります。

お客さまからは修理代42000円いただきました。

 

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修理代について

 今日、私のブログを読んでいただいているという栃木県宇都宮市のユーザーの方からお電話いただきました。

「クリエーション・バウマンのバーチカルブラインドを取り付けたいのだけど、宇都宮まできていただけるか」という内容です。

バウマンのバーチといえば、ルーバーはスイスでつくられ、レール本体は東京でつくられていてどこで買っても同じものですが、わざわざ当店に問合せをいただけるのがうれしいです。

取付ける位置等は、業者によって多少違いますが、バーチではそんなに差別化はできないです。

当店と他店の違いは、メーカーが1年しか保証しないものでも、当店は5年間無料保証している点です。そこのところが琴線に触れたのかどうかわかりませんが、逆に真剣勝負で保証していますので、遠くへは行けないのです。

一応、何かあったらすぐに行ける範囲での販売とさせていただいています。

ユーザーの方から、「多分無理だとわかっていても電話をしてみよう」という、その気持ちがうれしくて今日は楽しい気分でした。

 

さて、本題です。

最近修理依頼がほんとに多いのです。

当店でも修理代に関しての基準を決めています。

 

       修理代

基本料金 5000円  (訪問して作業もなにもしなくてもかかる経費)
出張費   5000円  (訪問して作業する場合はオンされる経費:
                  持込みの場合はかからない)
作業時間   1時間あたり2000円

        プラス  部品代

遠方の場合は別途交通費がかかります。

消費税は別途です。

当店でお買い上げいただいた商品は
この限りではありません。
当店にご相談ください。
5年以内のものは無料で修理します。

例えば、一番多いのがブラインドの紐切れや
ポール割れ、シェードのヒモ交換、ストッパーの不具合等です。

その場合、メールや写真のやり取りで事前に部品を
用意して1回の訪問で納まる時は、
基本料5000円+出張料5000円+作業時間1時間2000円
+部品代1000円で13000円+消費税

1回見に行って2回行かなければならない時は
基本料5000円+出張代5000円×2回+作業時間1時間2000円
+部品代1000円で18000円+消費税

今週は2件修理しました。

プレーンシェードが、シャフト(回転させる棒)に絡まって動かない

  

堺市のユーザーで、7年前に他店で購入されたシェードでメカはニチベイです。

      12600円いただきましたが、たいへん喜んでいただきました。

 

神戸市北区のユーザーで今年3月に当店でお買い上げいただきました。

タチカワのアフタービート(50ミリはばのブラインド) 昇降はするが回転しなくなった。

  

コードががはずれていました。私が現場で修理しました。

こちらは当店でお買い上げ頂いていますので無料です。

 

 

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他店でご購入の商品でも喜んで修理いたします。

今日は「大阪室内装飾事業組合の第57回の通常総会」があり出席してきました。これは室内装飾業に携わる業者の会で、ほぼ各県ごとにあります。大阪の組合が最も歴史が古く最大の組合員がいます。

私は、なんの役職もないですが、業界の発展を思う気持ちがありましてほぼ毎年出席しています。今日は組合員387名のうち出席者39名です。(委任状等がありわずかながら過半数を超えて総会は成立しています。)組合員は年々減ってきています。

出席者も業界の重鎮と言われる方ばかりで、私なんかは若造になっています。

この業界は魅力がないのかな?

 我々の世代がもっと若い人が魅力を感じるような業界にしなければならないのです。

 

さて、本題です。

他店で購入のプレーンシェードのヒモが絡まってうまく動かないから修理してほしいという依頼で修理してきました。

 

最近はメカものの修理依頼がひじょうに多いのです。たぶん7~8年前ぐらいから、プレーンシェードなどのメカものがひじょうに増えてきて、それがちょうどコードの消耗時期と重なっているのと、やはりもったいないので新品にするよりとりあえず修理してもう少し使おうという想いからだと思います。

インテリア商品を修理しようと思ってもどこに頼めばいいのかよくわからないという声をよくききます。

購入した店に頼むのが一番なのですが、この業界は魅力がないのか新陳代謝が激しくて、買った店が廃業していてもうないというケースが多いのです。

インターネットで調べてメーカーに依頼すると買った店に相談してくださいと軽くあしらわれるのです。

近くにインテリアショップがあったので、そこに相談すると他店で買ったものは出来ないと言われるのです。

よく新聞の折り込み広告の入るチェーン展開しているカーテンやじゅうたんの専門店は、お伺いして修理するシステムがないので、はずしてもっと来てくれたら修理してあげますといわれるのです。

困って、ネットで検索をしたら当店がヒットするようで修理依頼が多いのです。当店も他社で購入されたものは、好んで修理はしていなかったのですが修理代の金額提示をしてご了解をいただければ修理をさせていただいていました。

修理にお伺いするとお客様はほんとに喜んでいただけるのです。

こちらはビジネスとして伺って代金をいただいていますので、ほんとはこちらが感謝しなければならないのですがお客さんの方が感謝していただけるのです。

そして、クリーニングの依頼があったり、次のビジネスに繋がっているのです。

同業者とお話をしていても、他社で買った商品の修理はしないという方が多いです。皆さま、プライドが高いのかな?

私が消費者の立場で、修理を出す場合は購入店以外で依頼をしてもイヤな顔をされたことがないです。

家電商品はメーカーのサービスセンターがしっかりしていて、どこで買っても自社商品ならば対応してくれます。

自転車なんかでも、安いのをホームセンターで買っても近くの専門店が文句も言わずパンクの修理をしてくれます。当店近くの自転車専門店の「てるてる」なんかは空気を入れようとしても、若いスタッフが声をかけてくれて入れてくれます。

ひじょうに気持ちいいし、今度買う時はここで買おうという気にさせてくれます。

私も反省しました。

今後は、「他店でご購入の商品も喜んで修理します」という看板をあげることにします。

それには、代価はきちっといただくようにします。

今、修理代の適正価格を調べていまして、決まりましたらホームページに事細かくメニューのように書いて、金額に納得していただければ喜んでお伺いするようにします。

ちなみに本日の修理代としてプレーンシェード2台を分解してコードを直して1時間半の作業で12600円いただきました。

当店でお買い上げの商品に限りましては、5年間は無料保証しており、5年以降でも部品代程度の修理代でお伺いしています。

 

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オーストリアンシェードの修理

SH380549

今日、お客様から「くるくる回るランナーありますか」という電話があり、それを求めて来店いただきました。

お客様は、東急ハンズで「バンブーカーテン(竹製でパタパタカーテンみたいなもの)を買われたのですが、その時にハンズの店員さんからレールはくるくる回るランナー(駒)の分がいいですよとアドバイスをされたのですが東急ハンズではなかったとのことでした。

そこで、お客様はコーナン(関西では有名なホームセンター)にも行かれたのですがなかったとのことでした。
しかし、レールだけは伸縮性のものをそこで買われて、ランナーだけ取り替えればいいという発想で当店に電話がありました。

くるくる回るランナーは、パタパタカーテンやフラットカーテンによくて、トーソーではニューデラック、スイート、そして改良されたネクスティで、すべて在庫していたのでお客様はレールを持ってこられました。

ランナーに関しましてはこちらをお読みください。
2010年6月16日のブログ「つい言った~TOSOネクスティランナー」

https://blog.curtainkyaku.com/52330139.html

2008年1月23日のブログ「フラットカーテンとレール」

https://blog.curtainkyaku.com/51488820.html

うまい具合にネクスティのランナーがお客さまのレールに納まりまして喜んでいただきました。

それにしても、東急ハンズの店員さんがお客さまのためを思って、自店で取り扱いのないレールをすすめたことと、商品知識豊富なことに感心しました。

さて、本題です。

10年前に他店で購入されてオーストリアンシェードの修理に行きました。事前調査で、昇降コードの絡み、テンションワイヤーの切れ、ドラムが一部破損、リングの紛失等がわかっていたので部材を用意すればなおるのですが、これが3月に倒産したヨコタのメカだったのです。

SH380548ドラム以外は他社のもので代用できるのですが、ドラムはヨコタ製でないとできないのです。幸いにして、当店に失敗して使えなかったメカがあったのでそこから代用して利用しました。

私が修理をしましたが、1時間半で15750円いただきました。
(事前調査とで2回訪問。部品代ドラム、昇降コード、テンションワイヤー、リングを含む)

この修理代の金額は、エンドユーザーや同業者はどのように感じられますか?

当店で販売した商品に関しましては、部品代程度ですごく安く修理をしています。
5年以内のものは無料保証しています。

私どもがユーザーの立場で、エアコンの修理やコピー・ファックスの修理をお願いするとすごい高い値段を言われます。

その中では、インテリア業界のメンテナンスに関する評価は低いように思えるのです。

最近オーストリアンシェードの施工が1年ぶりぐらいにありました。
最近はこの手のスタイルはほとんどなくなりました。
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