住江織物株主総会

TOSO エリート発売50周年

 住江織物株式会社の第127回定時株主総会がありました。

住江の米国現地法人における会計処理問題で、未だ決算が発表できない状態での

株主総会でしたが、荒れることもなく粛々と行われました。

吉川社長はあらゆることに誠実に答えておられましたが、第三者委員会に調査を

委ねておられ、今日の段階では何もでてきませんが、根は深そうな感じがしました。

この問題は、住江織物の社内の問題で、エンドユーザーに対しては迷惑をかけておられず、

とりあえず期末配当も1株3.5円出ることになったので、がんばって株価の回復に

努めてもらいたいです。

私なんか、めちゃくちゃ損をしてるんやけどなぁ〜

 

さて、本題です。

 

カーテンレールのトップメーカーのトーソー株式会社がエリートというレールの

発売50周年を記念して、新色3色を9月5日より発売をいたします。

トーソーエリート発売50周年

左から

①アッシュグレイン

近時トレンドの、グレーがかったベージュ色。ナチュラルなインテリアや、モダンな

インテリアなど幅広く使える色です。

真ん中は

②マイルドグレイン

赤みを抑えた、ミディアム系カラーの新定番。近時の住宅の建材カラーによく採用されて

いる色と同系色です。

右は

③ビターグレイン

赤みと彩度を抑えたグレイッシュなダークカラー。建材メーカーでトレンドの、

窯で燻したような色が特長です。

 

エリートの初期の頃の広告はけっこうユニークでした。
(ユニークはニチベイの代名詞か?)

エリート50周年チラシ1

(画像はクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度クリックすると拡大します。)

 

「エリート」が50年間愛された理由は

 

① デザインの良さ

壁面に取付けても、ブラケット(取付け金具)が見えない。

カーテンの縫製で上から3〜4㎝のところの引っ掛けるフックをつける正面付け(Bフック)は

エリートから始まりました。

② 走行性(滑り)の良さ

直径12mmの車式ランナーを採用したことで、とても滑りが良い。

すべりが良すぎて、風が吹くと勝手に開いたりするので、マグネットランナーが

最初に考えられたレールです。

③しっかりしている。

同業者の同じようなレールと重さが違う。( ここ を読んでください。)
スチールなので、重さイコール価格であり、品質です。

④施工性の良さ

ブラケット(取付け金具)の種類が多く、様々な場所や状況に対応できる。

ワンタッチでレールを取付けられるブラケットを採用を取り入れたのはエリートが初めてです。

 

 

このトーソーという会社は、私もすごくお世話になっているのですが、

すごい会社なんです。

創業67年の上場企業ですが、この間に社長は2人しかおられないのです。

しかも、創業者の斉藤太一氏と今の大槻保人社長は親族ではないのです。

インテリア業界の上層部の人達の間では、ここ十数年、社内の「エリート」は

誰なんだということが話題になっています。

 

次は

 

次は

 

次は

 

次は

 

そして、名乗りを上げたのは社員じゃなくて

 

 

レールだったんです。

 

次は

 

ネクスティ

 

 

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スミノエと当店との縫製の違い

住江織物の株主総会に行ってきました。

なんの問題もなく、50分でシャンシャンシャンで終了しました。

2020年の東京五輪開催決定以来、インテリア関連企業は隠れ五輪株と

して注目して株を持っています。

 全てのインテリアの上場企業は五輪決定以来値上がりしています。

 五里霧中のインテリア業界ですが、五輪夢中で2020年までは業績は

いいでしょう。

IMG_3167_R

 

さて、本題です。

先日納品した現場はタワーマンションでリビングだけがマンションの

オプション販売業者から購入されていて、残りの洋室3室だけ

当店でカーテンをご購入していただきました。

リビングのドレープ、レースはスミノエのメーカー縫製でした。

※住江織物株式会社はメーカーで、インテリア販売は100%出資の

株式会社スミノエでやっています。

住江織物株式会社としては、インテリアよりも自動車関連部門の方が

売り上げも大きく利益も出しています。インテリア業界では、

インテリア関連では「スミノエ」書くことが多いのです。

中堅以上の業界関係者は株式会社スミノエを略して「カブスミ」という

ような言い方もします。

現場施工写真は「カーテン夢工房のスタッフブログ」にアップしております。

お部屋ごとのイメージカラー

こちらもお読みください。

私のブログでは少しななめからみまして、リビングに吊ってあった

スミノエのメーカー縫製と当店の違いについて書いてみたいと

思います。

どちらがいいとか悪いとかの問題ではなく、いろんなやり方が

ありますので参考にしていただければと思います。

DSC06928

リビングでスミノエのメーカー縫製です。

レース手前で奥に遮光1級のドレープが吊ってあります。

(スミノエのメーカー縫製)

IMG_2803

DSC06937

上はスミノエのメーカー縫製です。

芯地は90㎜で芯地の下をミシンで縫ってあります。

芯地部分は後から縫製で、差し込みアジャスターフックです。

芯地の下をミシンで本縫いすると丈夫ですが遮光の生地の場合、針穴

から光漏れがすごくします。

当店の場合は

DSC06909

芯地部分は裏側の見えないところでミシンで縫います。

糸目が表に見えないようにしています。(参考ブログ

DSC06897

耳の部分を後から始末をする耳勝ち縫製で、縫込みアジャスターフックを

使っています。

スミノエのメーカー縫製は裾の折返し部分は掬い縫いで糸目が表にでないように

されていて耳も掬い縫いされています。

1本糸の掬い縫いミシンを使っておられます。

 

DSC06938

 

当店の場合は、

DSC06899

裾の折返しは2本糸の掬い縫いミシン使っていまして、ほどけないように

工夫しています。(参考ブログ

耳は本縫いしています。

これは、耳の部分はよくもちまして傷みやすいので、丈夫な本縫いを

しています。

 

スミノエのタッセルは江戸打ち紐です。

IMG_2811_R

当店は、ひっかけるところも共布です。

DSC06885

スミノエのレースの裾の始末はタテ使いの生地では折返しです。

IMG_2785_R

当店では、このような柄の生地では、タテ使いでも横使いでも

本縫いウエイト巻きロックをしています。(参考ブログ)

DSC06892

 

あと、施工業者の感性の問題ですが、変形の台形の窓で、右の辺と

左の辺の長さが違うのです。

そうすると、均等の両開きをすると、正面の辺の中心に両開きに

まん中が来ないのです。

こちらの現場はドレープもレースも均等2分割になっています。

当店の場合は、このような場合は、レースは真ん中の辺の

真ん中(サッシのあるところ)でわかれるように右と左の巾を変える

両開きにします。

 

ドレープは閉めてしまうとサッシの位置がわからないので、このケースならば

均等2分割にします。

同じ現場の別のフロアのレース

DSC06270

少しわかりにくいのですが、みえている5つのサッシのまん中のところで

分けています。そのため目立ちません。

こちらの現場では均等両開きなので

DSC06928-1

レースの分かれ目が中心のサッシの位置より少し右になっています。

(赤の印のところ)

 

 

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