「エコカラット」はINAX、今はLIXIL(リクシル)の調湿・吸着機能にすぐれた
室内用のデザインタイルのことで、一般名詞ではなんというのか
わかりませんが、「エコカラット」自体が一般名詞化していますので
そのように書きます。
いわゆるタイルに穴をあけてレールを取り付けたという話です。
窓があって、その面がエコカラットならば、本来はカーテンボックスを
つけていただいたら我々カーテン屋としてはありがたいのですが、
設計士で、そこまで気が回る人も少ないのです。
窓の木枠に取り付けることもできますが、我々専門店として、
もう少し上にレールをつけた方がきれいと思っていますので
なんとかしなければならないのです。
こういう時は、事前に注意点などの情報を集めるのに
一番いい情報をもっているのは、LIXILグループであり、
いわゆるエコカラットは自社商品みたいなものであり、
レールやシェードも扱っている川島織物セルコンです。
川島織物セルコンに電話しました。
折返し連絡するとのことで、待つこと40分。
電話があって、メールしますと言って送られてきたのが
80ページにもなる「エコカラット施工マニュカル」 PDFで2.28MBです。
私は、レールの取付マニュアルをほしかったのですが、エコカラットの
施工マニュアルが送られてきたのです。
これはLIXILのホームページに載っている分で、このURLを
送ればそれで済むことです。
http://iinavi.inax.lixil.co.jp/pdf/manual/ta-ig114b-11-01.pdf
川島織物セルコンにもう一度電話して、どこをみればいいのかきいてみたところ、
まったくなにもわかっていませんでした。
自分で順番に読んでいくと16ページにこれだけ書かれていただけです。
この程度のことならば、施工業者ならば皆知っていることです。
そこで、インテリア販売者のLINEのグループに問いかけると
瞬時にいっぱい情報が集まりました。
ドリルで穴をあけて施工しました。
エコカラットにレールを取付ける時の重要ポイント
1)ドリルは磁器タイル用ドリルを使う
磁器タイル用ドリルはホームセンターで販売しています。
私はサラリーマン時代の同期が社長をしている兵庫県三木市の
ミヤナガの磁器タイル用ドリルを使いました。 5ミリ用で800円ぐらいです。
株式会社ミヤナガは世界に進出している特殊ドリルメーカーです。
余談ですが、ドライバーのメーカーのベッセルは高校の同級生が
やっていまして、私は工具メーカーとは太い穴で通じています。
2)充電式の電動ドライバーのドリルモードでゆっくりやる。
あまり強くやるとすぐに割れます。
3)必ず壁の奥に下地(補強板)のある所に穴をあける。
4)少し大きめ(4ミリのネジならば5ミリのドリル)で下穴をあける。
こうしてやれば問題なくあきます。
今までも何回かやっていたのですが、おっかなびっくりだったんで、
今回、初めて磁器タイル用ドリルビットを使ったのがよかったです。
また、別の部屋ではプレーンシェードツインタイプを取り付けました。
こちらのエコカラットはでこぼこしていまして、真っ直ぐには取付けられません。
この窓は、木枠に持ち出し金具をつけて取り付けました。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
ブログのトップへ