先日、大分県臼杵市にある加工所に行ってきました。

いつも往復フェリーさんふらわ(以前の関西汽船)で大阪南港から別府まで行きます。

夜、寝ているうちに港に着くので私はひじょうに便利なんです。

私はどこでもすぐに寝れるのでいいのですが、スタッフはなかなか寝れなかったと

言ってました。

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朝、別府に着いて、その晩に別府をでるツアーを弾丸ツアーといいまして、

それならば雑魚寝部屋(ツーリスト)で平日で往復12960円、週末ならば

往復10000円です。

けっこう安くて雑魚寝部屋(ツーリスト)は一部屋に2〜3人ぐらいしかいなくて

ゆっくりできるのです。

加工所は臼杵市にあります。

ここは石仏と「ふぐ」で有名な町です。

臼杵は人口4万人弱の市ですが、ふぐ専門店が30軒弱あって、

どこもつぶれていないないそうです。

全国から食べに来られるそうです。私もそのうちの一人です。

2015のミシュランのランク付けで3つ星に昇格した東京・西麻布の山田屋の

本店は臼杵市にあります。globeのKeikoさんの実家です。

山田屋のホームページをみていると、ふぐを東京で食べると臼杵の2.5倍ぐらい

してましたね。

 

さて、本題です。

 

5年2か月前に当店で納品した川島織物セルコンのレースFT-1859

(今のFT-5327)を当店でカーテンクリーニングをしたら「ピリッ」と

裂けてしまいました。

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寝室の南側の窓に5年2か月洗濯せずに吊りっ放しという状況で、

クリーニング師が洗う前にチェックしたところ、大丈夫だろうと判断したのですが

まさかの結果になりました。

この商品は今も継続してあり、見本帳には小さな字で注意書きがしてありました。

FT5327-1

拡大

FT5327説明

分繊糸という極細繊維を使っている商品で、紫外線に弱いのです。

直射日光の強いところでは、裂けるということは専門店ならば知っていることで、

その注意喚起をしていたかという問題と、まめに洗濯をした方が

ほこりや汚れを取り除くので、洗濯をよくしてくださいということを

伝えていたかという問題があります。

小売店にも販売責任というのがありますので、問題のある商品はマイナス要因を

充分に説明をして、それに納得されない場合は「売らない」ということも

必要かと思っています。

 

そのやり方が当たりかどうかはわかりません、

なにせ、「うらない(占い)」ですから。

 

最近のメーカーのカタログにはこうしたマイナス要因が小さな字でいっぱい

書いています。

メーカーの商品説明会(新作展示会)や営業員がこうしたことを説明して

くれることはめったにないですが、何かあった時に責任逃れできるように

なっています。

この注意書きにも

「ほこりや汚れが生地の傷みを進めることも考えられますので、

半年に1回のお洗濯をお薦めします。」と書いてあるのです。

当店でも、「ドレープ(厚手カーテン)は2年に1回

      レースは半年に1回洗濯しましょう」ということを

言ってます。

レースは直射日光のよくあたるところで、長い期間洗わないでおくと、

裂けることがよくあります。

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一度も洗わず5年程経ったキロニーKTB1429。

洗う前に裂けました。

 

これは極細の繊維を使っているレースにおいては

避けて通れない問題です。

 

カーテンの洗濯は、自信がない場合は洗う前に購入店に相談しましょう。

よい商品は、購入店にカーテンクリーニングを依頼しましょう。

 

カーテンはカーテンクリーニングをしている店で購入するのが賢明です。

そこにクリーニングを依頼しないにおいても、そういう店は

販売責任をもってやっていますし、商品知識もあると思います。

 

 

 

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