今までに買っていたいただいたお客様(リピーターさま)に送る年賀状の用意ができました。
今どき、我々の規模の会社で年賀状代に60万円も使うようなところはないよとスタッフから
いわれながらも、「だからやるんだよ」と答えています。
ここ20年、年賀状作りに魂の限界まで取り組んでいます。
その年賀状も昨年から大分県の小さな郵便局から買うようになりました。
以前勤めていた会社の部下が入社4が月で退職して、郵便局員になったのですが、
彼から突然電話がかかってきて、「100枚でも200枚でもいいので年賀状を買って
いただけませんか」というのです。
郵便局員のノルマがそうとうきついようで、中には自分で買って金券ショップに
売りに行く人もけっこういるとのことでした。
企業も裏金つくりに年賀状を大量に買って金券ショップに販売をしていますので、
そこでは52円のものが48〜50円で買えるようになっています。
私も金券ショップで買った方が3〜4万円得なんですが、
ちょっとお〜いたけんなんですよ。
さて、本題です。
インテリア業界では、株価の上昇とオーダーカーテンの売り上げは比例すると
いわれていまして、年末にかけて高級カーテンがよく売れました。
高級カーテンとなると、フィスバやマナの輸入品、バウマンも売れているのですが、
身近なところでは国産の川島織物セルコンのフィーロがよく出ます。
ここ3年程、川島織物セルコンがLIXILグループになってからは、インテリアメーカー
というより、建材メーカーになり、フェルタ、プルミエの見本帳では、
品質の割に商品価格が高くなり、すごく利益を取っているなと感じられる商品が
おおくなりました。
インテリア業界で各社の営業員を比較してみても、ファブリックに一番
詳しいのは川島織物セルコンです。
窓装飾プランナー資格試験には営業部長も受験されるぐらいで、窓用品の
商品知識は他メーカーに比べてよく知っています。
その川島織物セルコンの営業員が自社商品の品質が落ちていることは
一番わかっているはずです。
数字的にもここ3年インテリアのエレメントの売り上げはずっと落ちていても
利益だけは毎年増えていってます。
すごい経営努力なんでしょうけど。
その中で、川島織物セルコンをイメージするならば「フィーロ」という
見本帳だけは別格です。
逆に言うと、フェルトやプルミエは川島織物セルコンらしさはまったくなく、
他社との差別化ができていません。
ちょっといいカーテンとなるとフィーロなんです。
日本のインテリア業界のためにも、川島織物セルコンにはがんばってもらわなければ
ならないし、応援していきたいと思っています。
12月のフィーロの商品施工例
フィーロでもウイリアムモリスが多いかな
今年の紅白歌合戦の司会者「嵐」の衣装の一つはフィーロのケンラン(FF4558)で
つくられているのがあるそうです。
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