河野行政改革相が「はんこをやめろ」を言い出しました。
その通りで賛同します。
日本では。「命の次に大事なもの」という人がいますが、こんなものは
いくらでも複製できますし、市販されているのでいくらでも手にはいります。
にもかかわらず、日本社会でははんこがないとダメと言われることが多いのです。
契約書類にははんこが必要で、「捨印」まで求められます。
なんで捨印までしなければならないのか、意味を知っているのかと言って
私は絶対に捨印をしない主義で、これが私の
はんこう(反抗)なんです。
ネットバンクに新規に口座を開設するときは、全てネットで完了しますので
はんこなど押さないで口座を開設できます。
その口座を引き落としバンクにするときは、他の所から「引き落とし銀行申請書」
みたいな用紙が送られてきて、そこに届印を押さなければならないのです。
はんこを押していないので何も押さずに書類を送ると必ず戻ってきます。
その理由を書いてまた送っても、ダメになるケースもあり、辟易してました。
アメリカのシティバンク銀行が心斎橋に支店があった頃は、口座をもっていて、
申し込むときもはんこではなくサインなのです。
解約をするときも、同じサインを求められるのですが、なかなか同じサインが
書けないのです。
行員はパソコンとにらめっこしながら、「この辺がもう少し丸いですね」と
いわれ、4~5回書き直してやっと最初のサインと似てOKとなりました。
はんこよりサインの方が本人確認の信憑性がはるかにあると思います。
河野大臣が「ファックスもやめる」と言っておられました。
これも必要です。
私共もお客様とのやりとりはほとんどがメールでファックスはほぼ
使わないです。
得意先の住宅メーカーもほとんどがメールで、図面も添付で送られてきます。
しかし、仕入先に注文するときは、すべてファックスなんです。
他業界からみればびっくりするような出来事ですが、インテリア業界では
これが当たり前のように行われています。
インテリア業界では、「命の次に大事なのはファックス」と
いわれているか
どうか知りませんが、ファックスがなくなったら大混乱になります。
さて、本題です。
15年前に当店で取り付けたお客様の吊り替えです。
当時取り付けたカーテンはこんな感じです。


レースが手前でフィスバのアプラウス、奥が綿にプリントのフィスバの
ロベルタという生地です。
これが、破れてきたのと、15年前と違って中学生ぐらいの息子さんの部屋に
変わったので吊り替えになりました。
こちらは


ドレープ(厚手カーテン)が手前でフィスバのマルチプル1.5倍使い
レースはスペクトラムⅡです。
奥さまの部屋も吊り替えで、今まではこんな感じでツインシェードです。

息子様の部屋になった15年前のレースにプリントしてあった
手前吊り(フロントレース)のイメージが奥様がお好きとのことで
Instagramで検索されていました。
今はフィスバの商品を吊っておられるのでフィスバで検索して
いろんな施工例をみて、これがいいと思われました。

大分のアトリエシュメールさんの投稿で、フィスバのボウモンドという生地です。
#ボウモンドで検索すると他にもいっぱい施工例がでてくるのです。

la.vita_curtainさんの投稿です。
これにしたいということになったのですが、この生地は318㎝幅の横使いの
生地で柄が4段に渡ってあるのです。
実際に取付けるところは丈は190㎝で4段(柄)すると全面柄になってしまうのです。
そこで、裾の1段(柄)を切り落としてつくりました。




柄の上に余白をつくったため、落ち着いた感じになりました。
ちなみにこの商品はフィスバ(クリスチャンフィッシュバッハ)の
ボウ モンドという商品でイタリア製ですが、コロナの影響で
なくなって廃番になっていまして在庫限りです。
無くなって廃番death
インスタグラムは写真投稿サイトで、インテリアでいうならば
いっぱい施工例が載っています。
それをみて、このようなイメージという感じでスマホをみせて
くれるお客様が多くなりました。
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