アクセス解析をみていると、ここのところひじょうに多いキーワードは「吹き抜け 寒さ対策」と「カーテンクリーニング」です。
年末が近づいてくるとカーテンを洗おうとされてネットで調べられるのだと思います。そうすると私のブログが上位表示されているのでアクセスがあるのだと思います。
当店はカーテンクリーニングもやっておりますが、家庭で洗えるものは洗っていただきたいと思っています。家庭で洗うのは難しいものは当店でお手伝いをしましょうという考えです。
ここ1週間ほどの間に起こったカーテンクリーニングの話 三例です。
洗えなかったカーテン
メーカー名がわからず、洗濯絵表示もついていなかったフラットカーテン裏地付きです。
他の窓はクリエーションバウマンやフィスバやマナだったので、これも輸入品で超お高い生地です。
これに完全遮光の裏地がついています。
これがくせ者なのです。
水洗いをするのは問題はないのですが、ポリ塩化ビニールとかだと石油系のドライでクリーニングをすると硬くなったり、溶けたような感じになる可能性もあるのです。
他の窓のカーテンにはどこのメーカーでも洗濯絵表示ラベルが付いていたのですが、この商品だけついていませんでした。たぶん裏地と表地の素材が違うので洗濯絵表示マークをつけられなかったんだと思います。
縫製加工所の賢明な判断ですが、洗濯する立場になると大変迷惑なことです。
表地はドライしかできない生地で、もしこれをドライクリーニングをして、裏地に変なことがおこるとこちらの責任になります。
高い生地でリスクが大きかったので、今回は汚れのふき取りだけで洗わずにお返しいたしました。
この裏地のときはドライクリーニングは気をつけなければならないし、裏地と表地の素材が違う場合やボーダー仕様で違う生地を使っている時も難しいのです。
こういうケースは、ご自身で洗うより買われたカーテン屋に相談される方がいいと思います。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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