タイバック

最近よく出るマグネットタッセル(タイバック)

 自宅の洗濯機が壊れたのでネットで購入しました。

今まで使っていたのがパナソニックの10キロ容量のドラム式のもので、11年経ち、

今回は日立の9キロ容量のドラム式です。

 

attachment00私は、服以外はほとんどネットで購入していまして、この洗濯機も

いろいろと調べて最安値のものをネットで注文しました。

税込99800円で配達付で設置もしてくれます。

今あるのを引き取ってもらうのにリサイクル料金が3564円かかり、

オプションで5年間保証を入りまして、この料金が4990円でした。

 

私も小売店を経営していますが、逆の立場でいうとこれだけネットが便利に

なるとひじょうに厳しいものがあります。

ネットで買うと、価格が比較できて最も安いものを買うことができ、

小売店の店頭で買うのとでは2割ぐらい違ってきます。

ネットで買っても設置までしてくれるし、リサイクル料金はいりますけど

古いものを引取りもしてくれます。

お金さえ払えば、保証会社がメーカーの5年間保証もしてくれます。

 

当店でもお客様が網にかからないように「対ネット」対策を考えています。

その一つが、「5年間無料保証」です。

先日もリピーターのお客様が追加でハニカムスクリーンの依頼が

ありました。

取り付けは簡単なので、自分で測って取り付けますが、その場合は

保証はどうなりますかと言われました。

ご自身で取り付けをされる場合は、メーカーの保証に準じまして

1年になります。(そのメーカーの商品は1年)

当店で実測取り付ける場合は5年保証になりますというと、こちらで

お願いしたいという話になりました。

やはり、当店独自の5年間無料保証はお客様に喜んでいただいているようです。

 

さて、本題です。

 

高級賃貸物件で長さ475㎝の窓に片開きでフジエテキスタイルの

遮熱レースFA1622BRを取りけました。

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(これで遮熱効果があるのかがよくわかりません。メーカーの表示による。)

マンションの最上階で、大きなベランダがあり、今までは何もつけて

おられなかったのですが、産まれた赤ちゃんに直射日光はよくないとのことで、

今回遮熱レースの注文をいただきました。

普段は開けておきたいとのことで、レースだけですがタッセル(タイバック)を

用意させていただきました。

賃貸で壁に穴をあけなくても済むようにマグネットタッセルです。

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フジエテキスタルのタイバックWDTB45 GPで1本定価2900円です。

むちゃくちゃ高くなくてカッコいい商品です。(どちらかというとレース用)

壁にビスでふさかけ金具を取り付けたくないという場合に便利です。

こういうカーテンを束ねる商品をタッセルもしくはタイバックと

います。

日本のメーカーはフジエテキスタイル以外はタッセルと呼んでいます。

フジエだけがタイバックと言ってます。

その違いはなんなのかをネットで調べようとして、

「タッセル タイバック」と検索に入れるとトップページに

10年前に私が書いたブログがでてきたのです。

 

10年前のブログでも検索にひっかるシステムがすごいです。

2500回以上かいているブログは財産になっています。

 

 

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認定窓装飾プランナーのいる店

 

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HOULES(ウレス)社のタイバック(タッセル)

メーカーのシステム化された商品以外のものをよく使うので東急ハンズに

施工部材を買いに行くことが多いのです。

心斎橋の東急ハンズまでは、当店からクリスタ長堀を通って歩いて15分ぐらいです。

クリスタ長堀から地上に出るところにこんな看板がありました。

IMG_2075

なんかおかしくないですか?

日本語、英語、韓国語、中国語で書かれているのですが、

英語で「AM5:00〜PM23:00」となっています。

日本語でいうと午前5時から午後23時ということなんでしょうけど、

午後23時といういい方はしないでしょう。

正しくは 5:00AM 〜 11:00PM  です。

AM、PMも数字の後ろに書くのが正しいのです。

これも間違っている人が多いですが、こういうのがひじょうに気になるのです。

 

さて、本題です。

フランスのメーカーで80年以上続く老舗のHOULES(ウレス)社の

タイバック(タッセル)を取り付けました。

日本ではほとんどのメーカーがタッセルといっているもので、カーテンを束ねる

房飾りのことです。

または、タイバックともいうのですが、インテリア用語辞典などで調べると、

「タッセルのことで、欧米ではタイバックという」と書かれています。

タッセルも英語ですが、欧米で使われていないようで、カーテン関連商品としては、

日本で使われている言葉のようです。

ウレスのタイバック(タッセル)はひじょうに数多く商品があり、

日本でも多くのメーカーが取り扱っています。

今回、取り付けた商品はお客様がマナのショールームでみられたもので、

名前はわかりません。商品番号は35023の9800と9500です。

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これを自由にいろいろと組み合わせることができます。

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5本つないだものを1組作りました。

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腰窓でベッドがあって写真はうまく撮れてません。

 

このタッセルは1つ1900円(税抜)で5つの組み合わせが2本で1窓

2万円ぐらいします。

うれしい〜す。

 

マンションは下地がないので、タッセル金具の取り付けは、アンカーを使います。

当店ではアリゲーターという商品を使っています。

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(画像はクリックすると別のページに移り、そこでもう一度クリックすると

拡大します。)

取り付ける高さは当店では腰窓の場合は白銀率(1:1.414の比率)

掃出し窓の場合は黄金比率(1:1.618)を用いています。

詳しくはこちらをお読みください。

(間違って理解していただいている方が多いのですが、これはふさかけ金具の

つける位置ではありません。カーテンと触れる位置の比率です。)

 

この考え方は、ブログを書きだした10年前ぐらいに書いていますが、

インテリア業界では認知されていません。

エンドユーザーの方が、これが正しいと判断していただいて、多くの方が

リンクを貼っていただいたり紹介していただいています。

けっこう浸透してきていると思っていまして、来年改訂になる

「窓装飾プランナーBOOK」に載らないかなと思っているのですが、

大手メーカーが通そうとしてくれないのです。

そのため、窓装飾プランナーBOOKはレール部門だけが、記述がひじょうに

古くて、今の時代に合ってない内容になっています。

 

 

 

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タッセル金具の取り付け位置

 2月17日は当店の27回目の創業記念日です。

今年は8月1日にカーテン夢工房開店20年になり、

9月29日にブログを書き始めて10年になります。

20年前にオーダーカーテンと窓周り専門店をオープンしたときは、

こうした店が少なくて、回転率の悪いオーダーカーテンだけでは商売が

成り立たないから、店頭にスリッパを並べて集客をしなさいと言われていました。

業界紙の論調もそうでした。

でも、中途半端に小物を在庫して日銭を稼がなくてよかったと思っています。

スタイルは20年間ぶれてません。

10年前にブログを書き始めた頃は、ブログ人口も少なくて「ブログとは

なにか」ということを説明しなければならない時代でした。

「ウェブ上に日記を書くようなものです。」というと、「よく個人の

日記を公開するよね〜」といわれました。

その後1年以内ぐらいに急激に流行だしましたが、当初は仕事の日記と

思っていましたので、

「カーテン屋の奮闘記・イッキに書いても日記」というタイトルに

なっています。

今の時代にこのような情報発信ツールをうまく活用できていなかったなら、

今の当店はなかったと思っています。

これが2220回目の投稿です。

 

さて、本題です。

タイシルクで有名なジム・トンプソンのカーテンを取り付けました。

今回取り付けたのはトリビラCS(ポリエステルの防炎商品)のRobie3431/12です。

当店にお越しいただいたのですが、展示サンプルに求めておられる色が

なかったので、近くのマナトレーディングのショールームに案内して、

そこでジム・トンプソンの生地を気に入っていただきました。

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タッセル(タイバック)もHOULES (ウレス社)VENEZIA1 TAS.T-BACK

35720-9500 (1本11500円税別)をお選びいただきました。

このタッセルは海外在庫のため、納品が遅くなります。

そこで、マナトレーディングから展示用の同じタッセルの色違いを

借りてきて、先にタッセル金具を取り付けました。

そうすると、タッセルが入荷すると女性スタッフでも届けることができますし、

送ることもできるからです。

このタッセル金具の取り付ける位置というのは、タッセルによって違うのです。

このブログが世に出た投稿の一つで、今でもアクセスが多い

当社が考えるタッセル金具の取り付ける位置というものがあります。

こちらをご覧ください。

2004年10月30日のブログです。

2009年の1月11日のブログです。

これは私の考えで、業界で決められていることでもないですし、

これが正しいというのもないと思います。

要するに建築でよく使う黄金分割比を用いてカーテンとタッセルの

触れる位置を1:1.618の比率にするのがいいのではと提案しています。

これに対して、カーテンレールのトップメーカーであるトーソーは

違う意見であり、いろんな考え方があります。

こちらをご覧ください。

2009年11月23日のブログです。

こうした考えのため、タッセル金具をつける時は、タッセルが必要なのです。

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 上の写真のタッセルは高さを決めるために借りてきたもので、色は

違いの商品です。取り付ける色は小さいキータッセルと同じ赤系のものです。

カーテンの丈が2090㎜で、これを黄金分割比にするために

2.618で割ります。

約80㎝で床から80㎝のところにタッセルとカーテンが触れます。

この場合、タッセルのループの部分が長いので床から105㎝のところに

金具をつけました。

寝室は川島織物セルコンのフィーロFF6623で、タッセルはマナトレーディングの

国内在庫品でノーヴァK4Hです。(1本6800円税別)

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これも黄金分割比を元にカーテンとタッセルの触れる位置は床上80㎝

なんですが、カーテンのボリュームが違うため、タッセルのループの部分の

長さは同じでも金具の取り付ける高さは違うのです。

 

腰窓の場合は白銀率をもとにだしています。

これはあくまで私の考えです。

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