シームレスドレープ

トルコ製の巾継ぎのないドレープ(厚手カーテン)

最近ブログネタになるような施工例が少ないのです。

当店では、ウェブ広告やチラシなどの広告宣伝費を一切使っていないので、まじめに

ブログを書くしかないのですがけっこう行き詰まってます。

昨日に続いて普通のカーテンを取り付けた話です。

中古マンションをご購入されたお客様で4窓同じ商品をレールに引っ掛けるのと、

タッセル金具の取り付けです。

ブログには書けるほどの内容はないのですが、仕事としてはいいのです。

ブログに書くため無理やりテーマを探しています。

今回取り付けたドレープはトルコ製で生地巾が286㎝で、横に使いまして

どんなに大きな窓でも巾継ぎなして取り付けられるのです。

以前にも書いたのですが、オーダーカーテンに巾継ぎがあるのはおかしいという

お客様がおられます。こちらをお読みください。

カーテンの生地は一般的に150㎝、137㎝、100㎝巾などで、大きいカーテンを

作るにはどうしても巾を継がなければできないのです。

以前は、そういうお客様がたまにおられましたが、巾継ぎのある展示サンプルを

つくったり事前に説明するようになってからはおられなくなりました。

でも、カーテン屋では巾継ぎが入ることは当たり前のことと初めから

思っているのですが、エンドユーザーは意外と巾継ぎのはいらないカーテンを

望んでおられます。

レースは3m巾の横使いの商品があって、巾継ぎが入らないことが多いのですが、

たまに150㎝巾のタテ使いのレースと比較検討されるときに、「こちらは

巾継ぎのはいらないレースです」というとこれに決まることが多いです。

当店では、巾継ぎのはいらないカーテンを「シームレスドレープ」と呼んでいます。

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当店ではお客様のニーズにこたえるべく、巾継ぎのないシームレスドレープも

展示しています。

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こちらはトルコ製で286㎝巾の横使いで、1433円/㎡(1mあたり4100円税抜)

高さのある大きい窓にはお買い得感があり、横200㎝×高さ250㎝の2倍使いの

サイズならば25100円(税抜)です。

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巾継ぎのない厚手カーテン(ドレープ)

11月3日は父親の86歳の誕生日で、先月の27日に81歳になった母親と一緒の

誕生日会をしました。

以前に島之内一陽で、両親と食事をしたら、そこをたいへん気に入ってくれて

毎年そこでやっています。

ここは、メニューに価格が載っていません。

それは、たとえば5人で行ったら、一つの品を5人でシェアできる分量を

だしてくれるためで、3人ならば3人分分量になり、定量でないためです。

しかし、良心的な価格でひじょうにおいしいのです。

真ん中の△をクリックするとスライドショーになって、食事がでてきます。

 

さて、本題です。

 

たまに厚手カーテン(ドレープ)に巾継ぎが入るのはおかしいといわれる方が

おられます。

カーテン業界で販売している者にとっては、巾継ぎが入るのは当たり前の

ことで、カーテンには巾継ぎが入りますよということがほとんど説明さていないと

思います。

カーテン生地の多くは100㎝巾、137㎝巾、150㎝巾で大きなカーテンを作る場合は

巾をつながないとできないのです。

 

既製カーテンの場合で、150㎝巾の生地を使って、1,5倍使いで巾100㎝の

カーテンならば、巾は入りません。

これを片開きとして2枚使うと1間(180㎝ぐらい)の窓に吊るすカーテンとして

巾継ぎなしでつくれます。

これを基準に話されるのですが、オーダーの場合は2倍生地をつかってたっぷり

仕上げすることが多くて、その場合は巾継ぎが入りますし、大きいサイズならば

必ず入ります。

 

オーダースーツでも背中のど真ん中に巾継ぎが入っているのです。

 

シームレスドレープ

巾継ぎのない厚手カーテンというのもありまして、当店では

シームレスドレープと名付けてたくさん用意しています。

これは、生地巾280㎝で横に使っていきます。

 

そのため、巾継ぎが入りませんが製作丈が100㎝でも240㎝でも価格が

同じです。

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この商品は巾200㎝×丈240㎝で16200円(2倍使い)

      巾500㎝×丈240㎝で37800円(2倍使い) 税抜価格

けっこうリーズナブルです。

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レースは巾継ぎのない横使いの商品はたくさんあります。

 

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巾継ぎのないドレープ(厚手カーテン)

先日、フェイスブックの同業のお友達がタイムラインにアップされていました。

教えてください。
オーダーなのにカーテンが継ぎ接ぎ(幅継ぎ)してある、と真剣にクレーム言う方に、やんわり自尊心傷つけずに説得させる(納得される)フレーズをどなたか教えてくださいませ〜(~_~;)

一般的にほとんどのカーテンは生地巾が100㎝、137㎝、150㎝が多いので、

大きいカーテンを作る場合はタテに巾を継いでいかなければできません。

カーテンに携わっている人たちにとっては、これは当たり前のことだと思って

いまして、お客様に対して「カーテンは巾継ぎがありますよ」ということを

説明することは少ないのです。

しかし、カーテン屋が常識と思っていることは、エンドユーザーにとって

常識でないことも多いのです。

特に、幅が1間(180㎝)の窓に取り付ける既製カーテン(1.5倍使いのもの)は

生地巾が150㎝のものを使って片開きで100㎝にしていますので(これが2枚)

巾継ぎが入りません。

このカーテンをイメージされていると、オーダーなのに巾継ぎがはいるのは

おかしいという発想になります。

私は同業者のフェイスブックの投稿に対して次のコメントをしました。

あまり理屈っぽいことを言ってはいけません。
「ご主人、スーツを着られますよね。
スーツの背中のど真ん中に巾継ぎがあるのはご存知ですか?生地は幅をつがないときれいにできないんですよ。
既製カーテンで150㎝巾の生地を使って、あまりボリュームをもたせない1.5倍使いで1m巾のカーテンを作る場合は巾継ぎなしでできます。
巾継ぎなしのカーテンってのはボリュームのないリーズナブルカーテンなんですよ。」

 

このコメントに対してフェイスブックの同業の友達から13件の「いいね!」を

いただきました。

コメントに対して13の「いいね!」はけっこう多い方で、同業者も

賛同していただいたのだと思います。

 

さて、本題です。

一般的に厚手カーテン(ドレープ)は巾継ぎをしますと書きましたが

ドレープで300巾の生地で横に使う商品もあります。

ほとんどが輸入品です。

当店ではシームレスドレープと呼んでいます。

巾継ぎ例

今回お買い上げいただいたのはドイツの3m巾の生地で横使いするものです。

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 施工例

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横使いの生地なので腰窓も床までの寸法で作っても金額は同じになりますので、

床まで作っています。

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 土日しかおられえない方で日曜日の納品が大雪の影響で荷物が届かず、

火曜日の夜8時に納品に行きましたので、外が暗くてレースの透け感が

わかりません。

レースは五洋インテックスのサザンクロスSL5342(サブレ)で、これも

300巾で横使いで巾継ぎがありません。

レースは横使いの生地はたくさんありまして、それを使うことが多いです。

ボイル(平織りのプレーンな透け感のあるレース)やサブレ(お肉の霜降り

みたいなレース)は各社同じようなものがいっぱいありますが、

私は五洋インテックスのものが一番いいと思っています。

フランス製で、インハウスとサザンクロスの見本帳に同じ商品が

載っています。しかし、定価が違いまして、仕入れ率も違っています。

値引きしてお客様にとって安い方の価格で販売しています。

 

 

タッセル(タイバック)は当店直輸入のもので1本1500円税抜

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ドレープの裾巻きロック

8月9日のブログで紹介しましたシームレスドレープは280幅の生地でヨコに使いますので、通常上下折り返し分を40センチ必要と計算しますと製作サイズの最大丈は240センチになります。

丈240センチ以上は出来ないという事になるのですが、オーダーカーテンの場合、裾は10センチで3重になっていることが多いので、そこのところを3重にしなければさらに20センチ長くつくることができます。

裾をヨコ使いのレースでよくやるような巻きロックにします。

裾は折り返していません。江戸組紐を巻きロックして1.5倍使いの形状記憶加工をしています。形状記憶加工をしていますのでウエイトは入れてません。

後ろから見ても折り返しはありません。

 

シームレスドレープを高さ256センチある階段の間仕切りに使っています。そのため、裾は巻きロックでしかできませんでした。(画像はクリックで拡大します。)

 

(画像はクリックで拡大します。)

小さなお子様がおられるので、メカ物ではなくカーテンにして開けた時のたまりが大きくならないように1.5倍使いにしてボリュームを少なくし、それでいてウエーブがきれいにでるように形状記憶加工をしています。

節電しなければならない夏に、冷房効率が悪いとの事で間仕切りにカーテンをつけました。冬は暖房効率を高めるためにまた利用できまして、春秋ははずしておくというような使い方ができます。

 

この裾巻きロックはヨコ使いの生地ならば高さは低くてもオプションでやります。
同業者に聞くと、ドレープ(厚手生地)で、以前裾巻きロックをしたら、すっきりするのでひじょうに評判がよかったとのことで、今回、このようなこともできるということで画像をアップいたしました。

 

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