業界紙「インテリアビジネスニュース」を読んでいたら「専門店アンケート」が
掲載されていました。
専門店の話としては、現在の「景況感はさらに悪化 厳しい前売り業態」
ということが書かれていました。
詳しい内容は別にして、気になる言葉として「前売り」というのが何度も
でてくるのです。
この「前売り(店)」と言う言葉をネットで調べても「前売り券」を
売るような店のような意味でしか出てこなくて、インテリア専門店のような
意味ではないです。
インテリア業界では小売店のことを「前売り店」という言い方をされる方がいます。
業界向けの新聞なので、それに準じて「前売り」と言う言葉を使っておられる
のだと思います。
前があるということは、「うしろ」や「中」があるからで、
おそらくインテリア業界では、前に出てこない部分の方が主なのかもしれません。
さて、本題です。
「ひょうたんバーチ」の施工事例です。
この「ひょうたんバーチ」はネットで調べると、私しか使っていないようで、
正式な商品名は
トーソー バーチカルブラインド デュアルシェイプ Style C
と言います。
吹抜けは遮光の生地でTF5093
リビングはTF5058
ルーバー(スラット)がひょうたんのような形をしているバーチカルブラインド
(タテ型ブラインド)なので、私は「ひょうたんバーチ」と呼んでいます。
世間では通じないと思います。
お客様は、以前私が書いたブログを見て、これにしたいということで遠方より
ご来店頂きました。
そのブログと施工写真はこちらです。
2017年4月1日エイプリルフールのブログで、外からの写真はお客様から
送っていただいたものです。
この[ひょうたんバーチ]が、室内の照明をつけて外からみたらインスタ映え
するのです。
それで、こちらのお客様もこのバーチカルブラインドを取り付けた後に
照明をあてる準備をされています。
バーチカルブラインドに光を当てるための照明です。
窓掛けが脚光を浴びるなんて、カーテン屋としてはこの上ない幸せです。
この商品はトーソーのオリジナルでニチベイ、タチカワには似たものが
ありません。
トーソーの関連会社のサイレントグリスが日本で発売したものに似せた商品です。
1枚ずつレーザーカットしていて、価格も普通のバーチカルブラインドの2倍以上
します。
発売当初はあまり売れていなかった商品ですが、昨年4月に私がブログに
アップして以来、徐々に売れ出したようで、今はレーザーカットの順番待ちが
いっぱいで納期が3週間かかっています。
近いうちに「ひょうたんバーチ」という言葉が通じる日がくるかも
しれないと思っています。
10年後に改訂される「広辞苑」第8版に掲載されるように浸透させていきたいと
思っています。