今日はカーテンの副資材メーカーのユニテックパロマの展示会に行って来ました。5月に行った時にみたカーテンのリサイクルシステムの勉強と新しい簡易型形態安定加工機の見学とカーテンの芯地・ウエイトの勉強が主目的です。
ここで、思わぬ仕入先のブランドメーカーにお会いしました。簡易型の形態安定加工機の見学に見えていたようで、私のこのブログも読んでいただいているようでした。「しかめ面で読ませてもらってます。」といわれちゃいました。どうもすみません。明日は一番いいこと書いておきます。
ユニテックパロマは、世界初となるカーテン(ポリエステル100%)から繊維再生PET樹脂の生成を行い再生PET樹脂成型製品への再商品化を可能とするカーテンリサイクル設備を開発しました。
具体的にはポリエステル100%のレースからカーテンの副資材であるフックをつくっています。今のところは白系のレースのみで対応しています。具体的にはユニテックパロマのホームページのカーテンリサイクルシステムをご覧ください。
生地を細かく裁断してそれを溶融して棒状の樹脂にして成型して商品化していきます。
今や、アメリカの大統領選挙でも地球温暖化防止のための政策が争点となるぐらいで、真剣にこれからの地球のことを考え、ゴミを出さないふやさないことを我々のレベルでも考えていかなければならないと思っています。
メーカーでも、サンゲツは早くからこのリサイクルに取り組んでいます。川島織物セルコンもなにやらやっているみたいなのですが、説明を受けたことがないのでよくわかりません。東リも今回からこのシステムを利用して取り組むことになりました。
本来は、メーカーが個別に取り組むのではなく、インテリアの業界上げて取り組むべきだと思います。おそらくメーカーは他社商品は組成がわからないからといって自社商品しか回収しないんだと思います。これじゃ消費者に浸透させることができないのです。日本インテリアファブリック協会が強いリーダーシップをとってWTP(ウインドウトリートメントプロジェクト)事業の一環として取り組んでみてはいかがでしょうか。
それが、カーテンの吊り替え需要を喚起するのに一番の方法ではないでしょうか。
「当店では地球環境のことを考え、カーテンのリサイクルに取り組んでいます。
カーテンの吊り替えは当店にご用命くださいますようお願いします。」
こんなキャッチコピーがいっぱい溢れると、消費者もカーテン吊り替えようかなという気になるとおもうのです。
不要なカーテンを回収したところで、1キロなん十円の世界で送料と手間を考えればかえって持ち出しになると思いますが、自分さえよければいいというのではなく、地球全体のことを考えましょう。
もっとグローバルのことを考えましょう。
メーカーがまとまらないのなら、当店は来年から独自にカーテンのリサイクルをシステムとして取り組んでいきたいと思っています。
メーカーにはお願いしたいのですが、洗濯絵表示マークと共に、その商品の組成がわかるラベルをとりつけていただくか、リサイクルマークを縫い付けてほしいのです。ポリエステル100%の商品を分別しなければならないのです。
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